パートナー代表の高橋俊哉です。9月も最終日、ちょいと秋めいてきたでしょうか。この先も台風がきたり、暑さのより戻しもあるようですから、ご油断なく!昨今は短い秋ということになるのでしょうが、強烈な暑さが続いた夏の疲れを癒し、気持も落ち着けて、自分を見つめ、考え事など深めていきたい時期を迎えますね。
今日は、これができるようになると、仕事も、人間関係も、婚活も好転していく、ということについて書いてみたいと思います。生きていれば、また婚活などをしていると、不安な気持ちになったり、ストレスを強く感じたりして心が乱れてしまうこともあるものです。そんなときにどうやって気持ちを落ち着けて、自分を保っていけば良いのでしょうか。これはズバリ、自分を律すること、なのだと考えました。律する、というと道徳や倫理の授業を思い出したり、厳しい感じや生真面目一方のような印象を持ちます。確かに辞書的には『一定の規範を設けて統制・管理すること。』というのですから法律を守るというようなイメージでしょうか。歴史で習った大宝律令なんてものも連想させますね。ただ、心理学ではセルフコントロールといい、ザックリ言えば、自分で決めたことをやること、感情や情動に流されずに最善を尽くそうとすることです。なんだそうか、簡単な事じゃん!かというと、これがなかなかできないことなのです。人間はどうしても自分に甘く人に厳しくなりがちですし、やるべきことだとわかっていても後回しにしてしまったり(それは私です!(笑))…。で、結局やらずにゲームや遊びに逃げても、あとで凄く後味の悪い想いをしたりします。そこで、こんなふうに考えてみたらと思ったわけです。それは自分をコントロールしてやるべきことをするというのは、自分が『こうなりたい。』とか「こうありたい。」ということを実現するために、これだと思うことを自分で選択し実行していくことだと。では以下具体的な7つについてです。
①決めたことを張り出しておく。:これをやるという目標、目的をセットにしてまとめて書き出して目に入りやすいところに貼っておくと、都度頭の中にインプットされます。人間は熱しやすく冷めやすく忘れやすい動物なのでこれは結構効きます。
②ルーティンを決めて実行する。:ある状態の時にはこうすると決めておくと続けられます。前に書いた習慣化ですね。朝起きたら緩やかな音楽をかける、朝起きたら歯磨き後水を一杯飲む、入浴後に体重計に乗る、イライラしたら趣味の時間にするとか小さな簡単なことからで良いと思います。これは身につきやすいので、カウンセラー高橋も日々たくさんの小さなルーティンを持つようにしています。
③目標をスケジュール化して取組む。:目標に対する最終期限とをまず定めます。そこから逆算して今月は、今週は、今日は、何をどこまでやるかを考えて実行していきます。出来ないとき、失敗することもあるのでバッファーを設けて一歩一歩進んでいくようにすると推進力が生まれてきます。
④想い通りにならないこともあると受け入れる。:③でも書いたように、ものごとそうは簡単にははこんでくれないこともあります。それも想定内として、それはそれで受け入れる度量をもちたいものです。
⑤客観的に自分をみる癖をつける。:自分自身のことはなかなか冷静にみられないものです。人の悩みや失敗には的確にアドバイスできるのに、自分事となると視点が凍り付いてしまい動揺してしまいがちになります。そこで自分で自分を見下ろすような位置から眺めるイメージで、他者をチェックするように事実だけをみてみるようにしてみるのです。
⑥瞑想する。:これもいろいろな場面で書いていますが、姿勢を正して、目を閉じて、呼吸に意識を向けて静かな空間に身を置いてみます。10分/日で良いと思います。5分でも気持ちが整っていきます。心が落ち着くと脳内が安心、安定してくるようです。
⑦深い呼吸をする。:緊張したり焦っていると呼吸が乱れ早くなっています。会社員時代、大事なプレゼンの前には深呼吸を三回して、などど言われたことがあります。確かに不思議と焦りがなくなっていくようでした。4回吸って、4秒止めて、8回でゆっくり吐きだすとよい、と最近聞き実行しています。呼吸法はいつでもどこでも簡単にできますのでお試しあれ。息とは自らの心なのですね。
自分を律して、自分と対峙し対話を重ねていくことで、少しづつ前に進んでいけるように感じています。
人生の様々な場面で当てはまることだと実感していて、婚活でも活用できると考えています。