パートナー代表の高橋俊哉です。10月になっております。今年も残り3か月ですね。月並みですがまさに光陰矢の如し!体調ケアしながら今この時を大切にして参りましょう。カウンセラー高橋は、所属する結婚相談所の連盟であるBIUさんのお導きで、いくつかのセミナーを受講しておりますが、今月は日本国にとっても大きな社会貢献に繋がる新たな分野の婚活のカウンセラーセミナーにチャレンジしています。これは、日本の経済問題、少子化問題、地域活性化などに貢献できる活動に直結します。講師の先生が問題意識を持たれてから10年余、孤軍奮闘されて切り拓いてこられた分野で、きめ細かい資料で丁寧に説明していただきました。結婚相談所が社会問題の解決に当たるという画期的、斬新的な取り組みです。最初にこの案内があったとき、これは自分もこの活動の一助になれるかもしれないという直感がありセミナー参加することに決めました。65歳の手習いで、いろいろ学ぶべきことが多く大変ですが、前向きに取組んでみたいと思っています。受講後、資格認定テストもあり、ドキドキワクワクなんですが、やっていけたらと頑張ってみます。詳細はまた後日お伝えいたします。
さて、この直感力ですが、無意識研究の第一人者である学者の説では、人間は日常の心理的反応の99.4%は無意識下で生じているとしています。確かに、朝起きて会社や学校に着くまで何をどう行うかは、いちいち考えて判断することではないですね。脳の仕組みは、ものごとを判断する機構(システム)が二つあり、一つは迅速に判断を下す機能、もう一つは論理や理性に基づいてゆっくりと慎重に判断を下す機能なのです。いわゆる「直感」を決めているのが前者のシステムというわけです。ものごとに正しい決断をしようとするときは、後者のシステムによって論理的にゆっくりと考えて結論を出したほうがいい、と思いますよね。このシステムは知性と呼ばれるものを働かせるシステムとなっていて、学習などによって鍛えられるとのことです。もう一方のシステムは一般的に見落とされがちなのですが、これが直感の力ということなのです。
この直感力のシステムは、その判断の根拠の大半は視覚を通して得た見た目の情報です。香りとか声などの情報も多少関係するようですが、「見た目」かでほとんどの判断をくだしています。例えば、目の前に美味しそうな果物などあると、いつのまにか手にとって口に入れていたということはありませんか。また、婚活でも初対面のお見合で一目惚れすることも起こりますが、これらは直感の判断ということになります。まあ、失敗だったということもしばしばあるわけですが。(笑)カウンセラー高橋は、会員さんの入会時に、当社おススメの写真スタジオでプロフィール写真を撮るようにお願いしています。このスタジオは会員さん個々のとても良い表情を引き出してくれる腕をもっています。プロフィール写真が、成婚に繋がるお見合の数に影響することが経験的に分かっているので都内某所なのですがここで撮るようにして強くおススメしているのです。「この人は美しい、カッコイイ、素敵だ、魅力的だ」と判断しているのがこの直感力なのですが、更に「正しいとか正しくない」ということも判断しているらしいのです。同じ脳内のシステムが美しさと正しさを判断しているわけですね。そうなると、美しさの基準と正しさの基準が混ざるということも起きていて、「容姿がいい人は得をする」「見た目がすべて」などといわれますが、ここにその秘密があるようです。実際、容姿のいい人は得票率が高いという研究結果もあり、政治家などはスタイリストやヘアメイクに頼ることも多いわけです。
ただ見た目には個人差があるわけで、それなりの人はどうすればよいのか、ということになりますね。心理学の研究では、見た目がそれなりであっても、笑顔になると容姿がよい人が与える結果と大きな差がなくなるということがわかっています。もって生まれた容姿に自信がなくても落胆することなく、表情によって相手にいい印象を与えることはできるので、会員さんには、特に男性ですが、魅力的な笑顔を身につける練習を鏡をみながらこっそりしてほしいと伝えています。商談やお見合などの初対面での第一印象をよくするためには、とにかく笑顔でいることなのです。
過去の経験にもとづいた、あなたが最適だと感じて出す答えが、直感ということになるのです。が、前述したように間違うこともあるのです。この直感力を鍛えて、それを正解だと信じて行動できるようになっていく法を4つ書いてみます。
①小さな成功体験を重ねていく。:直感は過去の経験から生まれていくものなので良い経験が多ければ多いにこしたことはないのです。寝る前に5分読書をする、朝は6時に起きる、毎日にゴミ出しはきちんとやる、などを決めて続けていきましょう。
②新しいことにチャレンジしてみる。:冒頭のセミナ―参加もそうなのですが、新しいことに挑戦していくことは効果が高いようです。興味あるサークルに参加してみる、食べたことにない国の料理を食べてみる、町内の集いに行ってみる、など。今回の高橋もそうだったのですが、参加前はちょっとナーバスになったり、面倒くさくなったり、逃げたくなったりもしますが、新たな体験が新たな価値観を生み出してくれます。多くの経験、体験することは直感力には栄養になるのですね。
③即断する。:即断即決も、直感力を鍛えるよい方法になるようです。人は、普通、時間をかけて熟慮した方がよい答えを出せると考えていますが、考える余地が大きいと、余計な思惑が入り込み、あまりよい結果を生まないことも多いものです。いつも考えすぎて失敗してしまうという自覚があるならば、即断即決の訓練で人生が変わるかもしれません。短時間静かな環境で想いを巡らせてから、少し時間のゲームなどしてリラックスしていると、答えが下りてくることがあるものです。
④自分で決める。:「皆に合わせておくのが無難だな」、「こんなことを言ったら変に思われないだろうか」などと考えてしまうと直感の精度がブレてしまします。協調性が必要なこともありますが、いつも他人の考えを気にしていたら、結局自分の本音を隠したまま生き続けることになります。他人は、あなたの決断の責任を取ってはくれません。すべての責任は自分にあるのですから、自分の直感力を信じて、自分で決断を下せるようにしていきたいです。
直感はあくまでも感覚がベースになっているため、間違うことも多々あります。怖そうで取っつきにくいと思い込んでいた人が、話してみたらとてもいい人だった、なんてことはよくありますね。なので、直感を過信しすぎるのある意味危険なことです。しかし普段から経験を積み、判断材料を増やす努力さえしておけば、直感は大きな味方になってくれます。アインシュタイン博士は、「私は直感とインスピレーションを信じます。直感を頭から否定するよりも、まずは直感を信じ、あとで検証する方がずっといい」と述べています。
直感力と論理性を組み合わせれば、鬼に金棒。よりよい人生やパートナーを選択し前に進んでいける、そのベースとなる直感力に磨きをかけていきたいものです。