パートナー代表の高橋俊哉です。9月も残り10日ほど。気温は相変わらず高く、湿度も高め、天候の急変もよくある今日このごろです。雷もゴロゴロ鳴ったりします。備えを十分にしてお過ごしください。

MLBでは大谷選手が前人未踏の50-50をこれ以上ない劇的なカタチで達成し、今日(9/21)現在52-52となっています。なんとも想像を絶する大記録を打ち立てて、更に高みを目指す大谷選手に賞賛の声を送らない人はいないと思います。この偉業が驚くべきカタチで、いとも簡単に、すんなりと達成されたように見えますが、ここまでの道のりはけっして平坦なものではなかったと思います。達成前の調子はHRは出るものの三振や凡打も多く、素人目にもあまりよくない状態のように見えました。それでも、凡退しても顔を上げてベンチに戻り、タブレットで繰返し打席を振り返る様子が映し出されていました。試合後はあっという間に帰宅。次の試合への備えを万全にすべく、自宅では十分に休息をとりリフレッシュし、球場では、決められたルーチンをたんたんとこなしてゲームに臨んでいるのだと思います。類まれな才能、体格、身体の強靭さもさることながらやその姿勢、日々の取組みこそが偉業達成の源なのだと思います。自分で決めたことを倦まず弛まず実践できることこそが、大いなる成功の礎なのだと思うわけです。まさに、継続は力なり!

『継続は力なり』この言葉の由来は、諸説あるようですが、大正時代の浄土真宗の宗教家・住友夜晃(すみおかやこう)氏による『讃嘆の詩(さんだんのうた)』という詩集からという説が最も有力とされているようです。この詩集には、❝ 念願は人格を決定す 継続は力なり ❞と記されているとのこと。改めてこの言葉を辞書で引くと「わずかなことでも、続けて行えば成果となってあらわれる。小さな努力も、続けてやれば成功する。」と説明されています。心理学の研究でもこれは実証されていて、その際大事なことは「目的達成のために自分で考えながら集中して行うこと。」なのだそうです。そうするとその努力やトレーニングの効果が脳に蓄積されて、大事な局面や勝負事でうまくいく直感的な判断能力が磨かれるということなのです。では、この『継続は力なり』をストレスなく実行していくためにはどうしたらよいでしょうか。カウンセラー高橋もやろうと決めたことも挫折してしまったり、安きに流れてしまったりしています。で、これからどう取り組んだらようか、と考えて辿り着いたことが習慣化ということでした。

調べてみるとこの習慣化については様々な書籍やネット情報などが溢れています。そこでカウンセラー高橋なりにこうしたらよいのではないか、ということを、これから自分でも実践していこうという想いも込めて4点書いてみたいと思います。

1.小さな、これはできる、と思えることから始める。:例えばダイエットでも1か月で10kg落とす、というとハードルが高すぎますね。なので、まずは、「毎日体重計に乗る。」「何を食べたかを記録する。」「毎日10分ウォーキングをする。」など自分でもこれならできると思う、小さい行動から始めまることです。日々の多忙なスケジュールの中にあっても、続けられると思える小ささなことからスタートすることです。高橋は寝る前に本を5ページ読むことにしました!

2.続けることこそ目標。:とにもかくにも継続することが大切。短期的な成果や即効性を求めないようにすることです。毎日続けられなかったことで、それ以降の継続を諦めてしまうことに繋がってしまいます。毎日の行動は、天候や予定、体調などによっても左右されてしまうものです。そこで、万が一出来なかった日があっても、そこは逃げ道も用意しておきます。例えば「毎日3,000歩を歩く。」という目標に対しては、出来なかった日は翌日5,000歩にするとか、気温32℃を超えたり雨天の日はやらないことにするとか、1週間のうち1日は歩けなくてもよしとするとか。事前に、できないこともありと柔軟に考えたり、翌日に取り戻せばよいと決めておきます。

3.ご褒美を用意しておく。:新たな目標に向かって取組んでいこうとするとき、「ご褒美」を用意することは、有効な手段になるようです。達成感や成果を実感する動機付けとなり、目標に向かって努力を続ける原動力になるからですね。そうするとモチベーションが維持されたり、現状変更を基本的に嫌う脳も、やる気や高揚感を感じられる幸せホルモン、ドーパミンを放出してくれたりします。目標に向かってストイックに取り組むことも大切ですが、厳しすぎると挫折する確率が上がってしまうため、ご褒美を用意することで楽しみながら習慣化を目指すことが成功に導くコツになります。

4.手書きで記録したり経過を記す。:日々の結果や経過を記録していくと成果が可視化されます。書くことでもっと続けたいというチカラになってくれます。アプリなどもありますが、手書きすると気持ちが落ち着くし、プラスの感情が増えるような気がします。書くことで認識も新たになります。自分一人でできるのもよいですよね。

今回書いたことは、カウンセラー高橋も今現在やっていることをきちんと継続できるようにしたり、これからの新たな取り組みの継続にも応用していきたいと考えています。

婚活にも人生にも良い結果ももたらすと思います。

皆さまも一念発起されて同じように取組んでみませんか。