パートナー代表の高橋俊哉です。相も変わらずコロナ禍の状況は一向に払拭されない状況ですね。東京都や大阪府、京都府、兵庫県に明日から5/11まで緊急事態宣言が発出されました。私が在する神奈川県でも、まん延防止等重点措置が継続中で、県内の指定地域の拡大が検討されています。婚活でも、仕事でも、社会生活でも、家庭生活でもなんとも不自由で動きの取れない状況が続いています。皆様のお気持ちとしても、憂い、辛さ、やりきれなさ、鬱屈、不平不満などが渦巻いているのではないでしょうか。カウンセラー高橋とても状態は同様で、閉塞感で息苦しい毎日が続いています。こんな時、どのように構えて、過ごしたらよいのでしょうか。
私は、静かに祈る時間を持つことをおススメしています。『祈る』というと、なにか特定の宗教やスピリチュアル的な臭いを感じられる向きもあるかもしれません。私自身は、宗教に関心を持っていて、学ぶべきことはたくさんあると思っていますが、特定の宗教に信仰があるわけではありません。3年前に父が亡くなってから、毎朝晩、お線香をあげ、念仏の真似事や自分の想いを唱えて頭を垂れています。祈っていると心が落ち着き安らいできます。
昔から、人は祈りを捧げてきました。大自然や大きな存在に対し祈ってきました。「自分」というものは、自然の一分なので、「自分」というのだそうです。祈ることは、人の心を静め、大きな力を得られるように感じます。祈るときは、真剣に、謙虚に、ひたすら祈ることが大切であると感じています。
考えてみると、毎年多くの人が初詣に出向き、手を合わせて願いごとをします。何とかお願いします、ということでお賽銭も投げ入れます。すべての人の願いが叶ったとは聞いたことがありませんが、それでも毎年、毎年多くの人が神社に出かけていくのです。これは何故なんでしょうか。
「祈る」ということに対し、心理学や医学などから科学的なアプローチもなされているようです。まだまだ、解明されていないことも多いようですが、信仰心というものは孤独感を感じにくく、心身共に良い影響を与えるということは分かっています。心が落ち着き、心身の健康にプラスに作用するとのことです。
厳しい状況が続き、鬱屈感や虚脱感を覚えることも多い今の暮らしの中、朝晩、短い時間でよいので、お線香をたき、心静かに、手を合わせて、祈りを捧げてみてはいかがでしょうか。時に、散歩がてら近所の神社仏閣を訪れ、手を合わせて祈ることもよいと思います。悪いことは何もありません。祈ることで、冷静になれ、スッキリとし、いつかきっと良いことがある、と信じられるようになると思います。
皆様、しぶとく耐えて耐えて、頑張りましょう!