パートナー代表の高橋俊哉です。婚活も、生きていくことも、なかなか厳しく大変なものです。山本周五郎は人生は苦労するようにできている、と言っています。ですから、できるだけ心身共に良い状態をキープし、前を向いて進んでいきたいわけですね。私もこのブログではポジティブで前向き行こう!、という気持ちを基調に書いています。ただ、どうしてもやる気がでない、疲れちゃった、しおれています、落ち込んでいます、といような状態になることもありますよね。もちろん私もそんな状態になってしまうこともあります。婚活も人生も山あり、谷あり。良いことと悪いことはコインの表裏です。「婚活疲れ」なんていう言葉もあります。婚活頑張っているんだけど、どうもうまくいかず、やる気がなくなってきた、なんていう悩みを相談してくる会員さんもいます。今日はなるべくそんな状態になりにくい方法、なってしまった時の対処法を4つご案内します。これも生きていくうえでも役立ちますよ。

①「~ねばならない!」と思い続けているとき。:「〜しなくっちゃ!」「〜しなければならんぞ!」と思っていたり、口に出したりしていると、どういう状態になるでしょうか。自分で自分にプレッシャーをかけてしまっていますよね。やらされ感が満載です。子どものころ、宿題をやろうとしている時に、母親に「そろそろ宿題やりなさいよ!」と言われてしまい、一気にやる気が失せたことがあります。同じような場面で「今やろうと思ったのに〜!」って昔CMでもありましたね。「〜ねばならない!」と考えるものの、めんどくさいなあ、やる気が湧かないなあ、疲れちゃったなあ、というような状態から抜け出せず、気ばかり焦ってますますめげて疲れてしまいます。そんな時は素直に「〜しよう。」と考え打ち消しの感情が出てくる前に、行動してしまうことです。始めてしまえば、以外にも没頭できるものです。

②あれもこれもとやることが一杯状態のとき。:ありますね、こういうこと。頭では忘れていることも、心は覚えているものらしく、あれは?これは?あっ、それは?などなど多くのやるべき事が浮かんできてしまうこともあります。そんな時は、小さなことや個人的なことも含め、その全てを書き出してみることです。そして優先順位を決めます。私は簡単なものから片付けることをお勧めします。例えば、電話一本かければよいもの、日程を決めればよいこと、など直ぐにできることからやってしまうのです。そしてだんだん難易度の高いことに向かっていきます。いわゆる「todo リスト」ですね。そして、終わったら消していくなり、チェックしていけば目に見えて項目が減っていきますので、気持ちが軽くなっていきます。

③生活のリズムがワンパターン化してしまっているとき。:朝いつもの時間に起きて、いつもの支度をして、いつもの電車に乗って、会社でいつものように仕事して、いつもの場所でランチして、またいつもの電車に乗って、帰ったらいつものコンビニ飯食べて、テレビ見てゲームしてスマホチェックして、寝る。というような生活が続くと、常に受動的な感情で過ごすようになります。こうなると人間的に成長できないし、感動しないし、好奇心も生まれてきません。こんな時は、予定調和をあえて崩すことです。ちょっとしたこと変えてみることで状況がガラッと変わることがあります。帰りの道順を変えてみたり、行ったことの無い店でランチしてみたり、始発電車で通勤してみたり、気になっていた婚活を始めてみたり、婚活疲れの人はお見合相手の希望条件を変えてみたりしてみると、生き生きとしたリズムが出てくるものです。

④どうしてもダウンしてしまっているとき。:疲れ切っていてもうダメ、という状態です。こうなってしまうと何もできなくなってきてしまいます。こんな時はとにかく寝ること。忙しくて夜遅く、朝早い状態が続き休みもろくに取れないような場合に睡眠不足に陥りがちですね。私も会社員時代、4時間睡眠で頑張っていた時期がありました。少し時間があると呑んで帰ったりするので更に悪循環。仕事中の昼間、眠くて眠くて仕方がなかったのを覚えています。ある時限界を感じ、帰ってくるなり洗顔だけして寝床に潜り込みました。翌朝頭がスッキリ!なんとかして睡眠時間を確保していくことです。そこが改善されてきたら歩くこと。運動することで心地よさが体感できます。眠ることや運動することで、ドーパミンが作用し、気持ちが上がってきます。日々の忙しさに埋没してしまうと、最後には自分が壊れてしまいます。そうなったら、思い切って休むことがなにより大切です。何もしない休日をあらかじめ決めて、グータラを決め込んで、楽しんでしまうことも時にはとても大事なことなのです。

長い人生は、辛いことやうまくいかないことの連続です。そんな時は、人生そんなもんだ、とあるがままに受け入れて、ゆっったりと構えて、ゆっくり休むことも必要なことなのです。