パートナー代表の高橋俊哉です。先日、成婚退会されたカップルのご希望でジュエリーのご案内をして大変喜んでいただきました。前にブログに書いたプロポーズ大作戦が大成功して、婚約指輪を女性が選んだデザインのプラチナ台に載せ替えたものとペアの結婚指輪が、刻印も入れた最終のお品物として当社に届きましたので(もちろんカオキさんにお願いしたものです!)改めてお二人にご来社いただきお渡ししました。お二人のお顔が笑顔で一層輝く、私自身もほのぼの、幸せな気持ちになりました。お二人ともお一人暮らしが続いていたので、喜びもひとしおといったところです。そんなお二人から近況をお聞きしました。
【その⒈ 朝目覚めると】
女性からのお話です。元々朝目が覚めた時に、あ~あ、今日も新しい一日が始まる!、と幸せを感じるタイプとのことでした。今は、朝横に旦那さんが居てくれると、あ〜あ、一人じゃなかった!、と倍の幸せを感じられるようになったとのことでした。
【その2. 一緒にお茶すると】
男性からは、朝飯前や昼食後(この方は、テレワークなので可能なのです。)にマンションのベランダでお茶をゆっくりと喫するようになった。そんな時、二人で他愛のない会話を交わすのがとても楽しく、貴重な時間に感じられると話してくれました。
【その3. 夫々の一人の時間も大切にしていたら】
男性はアクティブで行動的、一番の趣味は贔屓のプロ野球チームの追っかけです。応援用のユニフォームは様々な選手名のもの、ホーム用、ビジター用、過去のものなどなど50着以上持っているようです。ある日、コロナ禍が続く中、なんとか入場券を手に入れ応援観戦に出かけました。その日は贔屓チームが大勝し大喜びでのご帰還となりました。一方女性はインドア派、家でゆっくりリラックスしながら過ごすのが好き。男性が贔屓チームの応援に出かけてしまった後、撮りためた番組を観ながら過ごしていました。その中に気になっていたドキュメンタリー番組がありました。それは東南アジアやアフリカなどの孤児の生活を紹介するものでした。ゴミの中やスラム街の劣悪で過酷な環境の中で、小さな子供が必死で生きる様子を映し出してしました。その番組を観ながら、涙が止まらなかった女性は、ニコニコ顔で帰ってきた男性に、その番組の内容を話し、改めて二人で見たそうです。二人は番組を観終わったあと、いろいろと話し合いました。流石に男性も真剣な眼差しで、ある提案をしました。それは…。幸せのお裾分けということでした。自分達の楽しみをほんの少し我慢して、貧しく恵まれない世界の子供たちのために寄付することでした。これには女性も大賛成。話はまとまり、二人とも生まれて初めての寄付をしました。そして、それは毎月の決まりになったとのことです。
お二人から、二人で暮らすことで、初めて感じる幸せが日常の些細なことの中にあることを認識できました。そして、自分たちの幸せに改めて気づくことで、感謝の気持ちが生まれ、その幸せを他者に自分たちにできる形でお裾分けをしようと話し合い、実行されたことが素晴らしいことだと思いました。
私自身がカウンセリングしていただいたようで、小さな気づきと感謝を忘れないようにしようと胸に刻みました。