パートナー代表の高橋俊哉です。孤独ということが話題になることが多いですね。必ずしも悪いことばかりではないと思います。パートナーを得ても一人で何かを楽しんだり、何かに取組んだりすることは必要なことです。誰しも一人で過ごす時間を持つことは大切なことなのです。私自身、孤高という言葉は、格調の高いことばで、贅沢な時間を一人で過ごすというような意味合いで捉えています。では、孤独が問題となるのは何故なのでしょうか。改めて考えてみたいと思います。

【①:孤独が疾病をもたらす】

毎日のようにニュースなどで報じられる孤独死が大きな社会問題となっているように、孤独というのは公衆衛生上の課題であると言われています。孤独が高齢者の健康を害することは多くの研究や報告がなされているのです。社会的孤立の死亡リスクは、喫煙やアルコール摂取に匹敵し、運動不足や肥満などの因子より高いとのことです。一人暮らしは自由気ままな反面、自堕落な生活に陥りやすく、偏った食事や不規則な生活から健康を害する可能性が高いことは容易に想像できますね。イギリスでは孤独問題の担当大臣が任命されているのです。イギリス国民の14%、65歳以上の30%の人が孤独を感じていて、そのことから生じる経済的損失は4.9兆円にも上るといわれているようです。国を挙げて孤独問題に取組んでいるわけです。

【②:社会変化が孤立化を促進】

人間は社会的な動物ですから、親密な人間関係を築き、社会といろいろな関係性を持つことが重要なんだと思います。明治時代に来日した外国人の多くが驚いたのが、日本人が貧しくとも笑顔で生活を楽しんでいること、身分に関係なくとても知的で礼儀正しいこと、身分の高い層にあっても質素で慎ましく仲良く暮らしていることなど、日本人の品性・品格でした。それは、当時の日本社会の縦横の繋がりの強さだったのではないでしょうか。自然にセイフティネットが張られていたのです。それは、地縁や血縁を大事にしていたことがベースにあります。個人の価値観が多様化し、IT化の促進などで一人でもさまざまな事が家に居ながらにして簡単にできるようになった急速に変化し続ける現代社会では、進歩と引き換えに大事な心の繋がりを無くしてしまったように感じます。お節介を焼くことは、正に余計なお世話であり、時に「ハラスメント」となってしまいます。結果、隣りは何をする人ぞ、となり、孤立化、孤独が進んでしまうことになります。

【③:孤独は一人でじっとしていても解決できない】

日本の現状はどうかというと、国の報告書では、65歳以上の一人暮らしは男性11%、女性20%となっています。75歳以上では男性は同じ11%、平均寿命の長い女性は23%と増加しています。1人暮らしの高齢化が進んでいます。また、未婚率も年を追うごとに急増していて、男性が4人に1人、女性も6人に1人が生涯独身というデータが報告されています。ここでいう未婚率とは、50歳時点で一度も結婚していない人は生涯独身と捉えているので、当社㈱パートナーにおいては50代、70代の成婚も続いているのでこの定義も見直されるようになるかもしれませんね。(笑:そうなるように微力ながら努力いたします!)この問題の解決策は社会の変化の結果に起因しているので、大変難しいと感じていますが、このことは自分自身が結婚相談所を始めた要因の一つでもあります。要はどんな切り口でも良いから社会と何らかの関りが持てればよいのですが、引きこもり状態が続いていくと状況はどんどん悪化に一途をたどっていくでしょう。婚活でパートナーを得ることは、一つの答えだと思います。

ご自身の人生の棚卸や整理整頓をしてみて、やっぱりパートナーが欲しいとお考えならほんの少しの勇気を出して、お節介役を探してください。方法としてはいろいろと相談できる結婚相談所に頼ってみるのが良いと思います。ほんの少しの勇気が貴方の人生を変えるかもしれません。当社でも誠心誠意サポートさせていただきます。

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