パートナー代表の高橋俊哉です。梅雨ですが、これまでのところあまり雨が降っていない印象ですね。でも、蒸し暑い日々が続きますし、コロナ不安も相変わらずですね。体調管理に気をつけてお過ごしください。今までブログで“幸せ”についていろいろ書いてきましたが、今日は“仕合せ”について書いてみたいと思います。皆様、この違いはご存じでしたでしょうか。私もブログを書いていて、漢字に変換するときに、ふと気づき調べてみたんです。これがなかなか奥が深いのでご紹介いたします。
仕合せは、「仕」+「合わせ」、作家の司馬遼太郎は、本来武士が己の命を懸けて守るのにふさわしい主君に巡り合って、仕えることを仕合せというのだと言っています。仏教では、仕合せ、とは、お互いがお相手のためや周りの人たちのために、仕え合うことをいうのだそうです。自分の欲しいものを手に入れることではなく、信頼している人に喜んでもらえることを仕合せと呼ぶのです。自分勝手な欲望のためではなく、他者に何かしてあげることで得られる満足感のことなのです。
改めて“仕合せ”を辞書で調べてみると、1.運が良いこと。また、そのさま。幸福。幸運。2.めぐり合わせ。運命。3.運がよくなること。4.物事のやり方。また事の次第。と書いてありました。仕合せ、とは、めぐり合わせのことなんですね。人とのめぐり合わせ、それが仕合せ、というわけです。婚活にもぴったり当てはまります。良い巡り合わせも悪い巡り合わせもあり得るわけで、そのすべてに意味があり、必然でもあるのですね。
ご存じの方も多いと思いますが、中島みゆきの「糸」の歌詞にも“仕合せ”が使われています。
〜縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に 出逢えることを 人は仕合せと呼びます〜
この歌の中では、出逢いをそのものを大切に受け入れること、そうすると、出逢いは様々な可能性を秘めていて希望に繋がること、希望に繋がる糸は繊細で時に風にも震えるもの、それでも、結局逢うべき人に巡り合うこと、その運命が仕合せなのだ、ということだと思います。
パートナーと出逢うということは、定められている現実だということも言えるでしょう。出逢いの糸をお二人でどう織り込んで1枚の布にしていくか、そうしていくことでお付合いは深まっていくものなのだと思います。出逢いが、結局大きな仕合せになっていく婚活を私たちと一緒に始めてみませんか。