パートナー代表の高橋俊哉です。7月に入って大雨の日や真夏日などが続いています。災害にあわれた地域の皆様にはお見舞い申し上げます。体調もくずしやすい時期ですのでお気をつけてお過ごしください。これから更に気温が上昇していきますしコロナ禍もまだまだ続きます。一年も半分が過ぎ、疲れも溜まってくるころですからくれぐれもご自愛ください。

お仕事などが忙しく、ヘロヘロになってしまい、ダウン寸前なんていうこともあると思います。そんな時はどうように対処されているでしょうか。帰宅したら、一刻もはやくベッドで横になりたい、と思いますよね。でも、心と体を落ち着かせる最も良い方法は軽装に着替えて、スニーカーやランニングシューズに履き替えて家を出ることなんです。ウォーキングやジョギングから戻ってみれば、心も身体もシャンとしてスッキリ爽やか、気分も上がって集中力も戻ってきています。PCを使った仕事が当たり前となり、情報の洪水の中にいる現代社会に生きる人にとって、そんなストレスフルな状態を解消してくれ、健康を取り戻し、頭と心の状態が安定し向上するのは運動なのです。アランもその著書、幸福論の中で、行き詰まったり、イライラしたり、不快な気分の時は体操するのが一番良いと言っています。

ネットなどで得られる情報が膨大なものとなり、スマホなど手放せなくなり、情報処理するために一日中ニラメッコしているような日常になってしまっていませんか?けれども、人間の脳の機能は1万年前から何も変わっていないので対応しきれない状態に陥ってしまうのです。ついついマウスをクリックしたり、画面をタップしたりしてしまうのは衝動です。そんな衝動を抑え、集中力を上げるにはどうすればよいのか、という心理学の研究報告があります。それによるとウォーキングやランニングなどの運動が効果的なんだそうです。効果的なのは運動を定期的に継続して行うことです。継続は力なりというわけですね。小学校で実施された実験では授業前に運動を行った結果、成績が向上したという結果になったとのことです。授業の直前に運動することで、生徒たちの集中力が高まったということなんです。しかも時間にして5,6分の授業前の体操で十分な効果があったということです。

このことはどういうメカニズムなのでしょうか。このことは、どうも私たちのご先祖様からの授かりものらしいのです。狩猟で生活の糧を得ていたころは、まさに体を張って、動き回りながら、逆に獲物から襲われるという危険予知行動を、最大限の集中力を使って行っていたのでしょう。脳の機能はそのころからほとんど変わっていないので、この生理的メカニズムを現代にうまく活かすためには、事を起こす前に運動すれば良いというわけです。運動することで集中力が増し、仕事や勉強での成果に繋がります。今、FMラジオを聴きながら書いているのですが、今日は『貴方の没入できることは?』、というテーマで番組が進行しています。疲労を感じたり、ストレスでモヤモヤしたり、PCでの仕事で頭がヒートアップしてきた、と感じたときはランニングシューズを履いてジョギングにいく、そうすると心身ともにリセットできてリフレッシュできる、という女性の投稿が読まれたところです。

大事なプレゼンや面談、お見合いやデートの前にも軽い運動を続けて実施してみれば、期待通りの成果が得られること請け合いです。

是非、お試しあれ!