パートナー代表の高橋俊哉です。8月も10日となっています。炎暑、猛暑、酷暑、ドッコイショ、って感じでとにかく暑い!とても危険な暑さですね!コロナ感染も増えているようです。時に気温や気圧や天候の変化が目まぐるしいこの時期、皆さま、くれぐれも体調管理にはお気をつけてお過ごしください。この時期は特に❝疲れ❞を感じるのではないでしょうか。今日はなかなか取れにくい疲労感についてその対処方法について書いてみたいと思います。スッキリ爽快な状態で臨めば、婚活も、仕事も、人生も前に進んでいくものですから。
疲労とはそもそも何なのでしょうか。日本疲労学会では、「疲労とは過度の肉体的および精神的活動、または疾病によって生じた独特の不快感と休養の願望を伴う身体の活動能力の減退状態である。」と定義されています。疲労は痛みや発熱同様、これ以上運動や仕事で無理を続けると身体に害が及びます、というシグナルなのですね。人間が生命維持のために、身体の状態や機能を一定に保とうとするホメオスタシスとして働いてくれているとのことです。
肉体的な疲労であれば十分な睡眠を取れば回復するものですが、ちゃんと睡眠時間が取れていても、起きるのが辛かったり、目覚めてもぼけーっとしてしまう、なんてこともありますね。これはどうしてなんでしょうか。これは脳が十分な休息が取れていない状態なのです。今日は、心身ともにゆっくり休むことができる方法について書いてみたいと思います。では、なぜ十分休んだなあと感じられないのかをきっかけにして考えてみましょう。
①今日1日がやったぞ!という達成感が薄く中途半端な状態にあるとき:人間の脳は、常に何か問題があると答えを出そうと活動しているのだそうです。このような状態で就寝しても、結局脳がずっと活動してしまうので疲れが残ってしまうのです。なので、今日一日が始まる前に、達成可能なtodoリストを作ってそれを消し込んでいくと良いと思います。いやいや、どうしても継続案件になってしまうこともあるでしょう、という声が聞こえてきますね。そんな難しい課題については、今日はどこまでやるぞ、というように区切りを設ければ、今日一日での完結性が感じられます。夜寝る前に今日うまくいった、よかったと思うことを3つ書き出すスリーグッドシングスについて、以前のブログで書いたり、カウンセリングでもご案内しています。高橋もこれは毎晩継続してやっています。このスリーグッドシングスと紐づけてしまえば今日一日のやり切った感、安心感が生まれてきます。
②悩み事があるとき:悩み事があると①で書いたように脳が次々と勝手に考え続けてしまい疲れ切ってしまいます。これも、悩みが無いヤツなんていないし、悩みが無い状態なんかないだろう、と思いますよね。その通りなんですが、ちょっと冷静に自分を振り返ってみると、悩みを解決しようとすることを避けてしまっていることが多いのではないでしょうか。高橋もその傾向はあります。悩みから逃避してしまうわけです。これも最悪鬱病にならないように、心が自然にそうしむけているということがあるようです。ではどうするか。ここは手を動かして紙に書き出すことをお勧めします。最初からきちんと纏めようと思わずに、悩みや心配事について、なるべく具体的に書き出していきます。徹底的に心の内を吐きだしていきます。そうやって深く掘り下げながら書くことを続けていると、次第に整理整頓されて心が静まっていきます。これはいろいろなところで紹介されている方法ですが、面倒だなと思ってしまい実際にやっている人は少ないようです。ノートとペンがればできますから是非やってみてください。
③休憩が取れていない:これはまさしくずっと働きっぱなしの状態にあるような場合です。とにかく目が回るような忙しさに巻き込まれてしまっていたり、頑張りすぎてエンジンがかかりっぱなしでフル回転していろようなときですね。人間は機械ではないので、適切な休みがないと返って効率が落ちてしまいます。ウィストン・チャーチルは第二次世界大戦中1日に16時間働いていたそうです。しかも年齢は60代後半から70代初めにかけてです。なぜそんなことができたかというと、朝は11時までベッド入ったまま報告書を読んだり、作戦の指示を出していたとのことです。昼食後は2時間の昼寝もしていたようです。小まめに休息することで、疲労を感じずに仕事をしていたというわけです。デスクワークの場合は40,50分ごとに立って歩くことが良いようですし、ちょっとした運動や楽な姿勢で静かに目を閉じる時間をとることも大切です。その際スマホは厳禁、PCからも離れましょう。
現代社会はとにかく情報に溢れ、やらなくてなならないことが多すぎます。忙しさ、目まぐるしさに振り回され続けていると、いずれはヘトヘトになってしまい、動けなくなってしまいます。意識して自分が良い状態でいられるように、ボウーとする時間を意識的に作ったり、趣味など好きなことや楽しいことに没頭してみたり、時には自然の中に身を置いたり(近所の公園でも良いのです)、好きな人やワンちゃん、ニャンコちゃんなどと触れ合う時間を楽しんだりすることも、毎日を生き生きと過ごすためには必要不可欠なのです。