パートナー代表の高橋俊哉です。既に、肌を刺すような日差しとなっている今日この頃ですが、皆さま、十分お気をつけてお過ごしください。先ほども所用で郵便局まで行ってきましたが、なんじゃこれは!?、というような暑気で、早々に事務所に戻り、ルイボスティを飲み干したのでした。生きていれば、婚活に取組んでいれば、思うようにいかないこともあるものです。そんなとき、嫌気がさして、パワーダウンしてしまうと、それまで積み上げてきたものがパ―になってしまったり、もう少し辛抱強く粘れば活路が見いだせたものができなくなってしまったりします。今日は、そうならないためには、どう構えを作っておいたらよいか、について書いてみたいと思います。

1.『あたりまえ』ではなく、『ありがたい』と考える。:毎年菩提寺から、法語カレンダーをいただくのですがその6月にはこうありました。「❝あたりまえだ❞と言うて まだ不足を言うて 生きている」今、日本で生活していて、お腹が空いたり、必要なものがあったりすれば、直ぐにコンビニに走りますね。朝早くから深夜まで開いていて、まさにコンビニエンスを提供してくれています。お仕事や行楽などに出かけるときは、電車など交通機関を利用しますが、基本時間通りにやってきてくれて、時間通りに目的地まで運んでくれます。結婚して家庭をお持ちであれば、仕事から帰ってくれば、奥様(旦那様の場合ももちろんありますね!)が、美味しい、暖かい食事を用意してくます。学校では、分からないことや、新しい知識について先生がいろいろと教えてくれます。このように提供されるサービスやモノやコトは慣れっこになっていると、あって当たり前だと思い、それが少しでも思い通りにならないと、不平不満で心が一杯になってしまうものです。人の心はそれに慣れて「あたりまえ」と感じてしまうと、愚痴や不満がでてきます。逆に、「ありがたい」と「感謝する気持ち」を持つことは、心や体を健康にし、日々の生活の幸福度をあげてくれるとても大切なエッセンスなのです。「ありがたい」の感謝の気持ちにネガティブなものは一切ありません。たとえ始めは気持ちが伴っていなくても、習慣化することで自然と皆さんの心の在り方も変わってくるはずです。「ありがたい」と「感謝する気持ち」を探そうとする姿勢は、ネガティヴな感情を遠ざけてくれます。そのことは、心を穏やかにし、ストレスの軽減につながるのです。実際に感謝する気持ちは”うつ病”の発症率を下げるという研究データもあり、心のバランスを整え、結果的には心身の健康につながっていくといわれています。それは心が健康が、体の免疫力の向上にも寄与するからなのです。「病は気から」とよくいうように、心と体は密接に繋がっているというわけです。

2.運動し、食べ、眠ること。:こう書くと、何だ、ごくあたりまえのことじゃないの!、と思われるかもしれませんが、齢を重ねた高橋が心から大切だなと痛感し実践していることです。これも「あたりまえ」ではなくきちんとできれば本当に「ありがたい」ことなのです。企業や組織で働いている方は、どうしても企業や組織の目標がご自身の目標でもあるために、自分自身のことは二の次、三の次となってしまいがちですね。私も経験者なのでわかりますが、そればかりを優先して続けていると、自分自身の心身に不調を来すことになってしまします。それは企業や組織にとっても、長い目で見ればけしてプラスにはならないことです。自分のことを大事にできるのは自分自身だけなのです。古来より、人は太陽の巡りや四季の移ろいとともに暮らしてきました。「日の出とともに目覚め、日の下で働き、日が沈めば休息する」。このように私たちの身体は、自然界の昼夜の交替に従って、睡眠と起床のリズムを繰り返して、毎日の生活を送るようにできています。1日24時間の中には、生活リズム(睡眠・起床リズム)と一緒に生体リズム(ホルモンの分泌、体温の変化、消化器系の活動、大脳の働き)などがあります。自然のリズムに合わせて生きてきた私たちにとって、「生活リズム」の乱れは不調を引きおこす原因となります。逆に言えば、「生活リズム」を意識し整えるよう心がければ、自身の健やかさを保つことができるのです。生活リズムには周期がありますが、もっとも大切なのは「1日を正しいリズムで過ごすこと」といわれています。
たとえば、朝は目覚めとともに身体の活動スイッチがONになります。覚醒後には徐々に身体の調子が上がり、心肺機能や筋力も高まっていくため意欲的に動くことができます。対して、夜は活動スイッチをOFFにして休息へ向かう時間。覚醒から睡眠へスムーズに移行できるように、副交感神経が優位になるようリラックスできる時間を設けることが大切です。活動スイッチのON・OFFを上手に切り替えられれば、生活リズムが整いやすくなります。

私は、朝散歩にできるかぎり行くようにしています。ウォーキングはあまり負荷がかかる強度な運動ではないので、1日始まりとしてはとても快いものだと感じています。体温や血圧の調節がスムーズに促されるように思います。出る前には、十分に水分を摂るようにしています。

食事はあらゆる臓器や筋肉など身体全体に大きな影響を与えます。朝一番に太陽の光を浴びて栄養満点の朝食をとることが、1日の生活リズムを整えるためには欠かせないと言えるのです。私は、朝散歩のあとにつれあいと摂る朝食を大切にしています。たっぷりの野菜、納豆、目玉焼き、梅、シラス、海苔、すりごまなどで一膳のご飯と一椀の味噌汁をいただきます。毎日美味しくいただけて、まさにありがたいかぎりです。

夜、同じ時間に眠ることで「睡眠のリズム」ができますね。私は23時ごろになると自然と眠くなります。(朝は6時ごろ起床)なるべく毎日同じ時間に布団に入るようにしています。(時々お酒が過ぎるとソファで寝落ちするのでケアするようにしています。これは眠るでなく気絶というのだそうです。(笑))眠る3時間ぐらい前に入浴するようにしています。これで睡眠の質が変わるようです。

既にお気づきのように、1.と2.は密接に関係しています。生きていれば、上手くいかない事の方が多いし、辛く悲しいことがたくさんやってきます。それでも、人生や婚活で、顔を上げて、歩を進めていくには、心身を良い状態に保つ、基本の基を日々大切にすることこそが大事だと考えています。