
パートナ代表の高橋俊哉です。気温や天候の目まぐるしい変化が続いています。面談していても体調崩されている会員さんが多くなっています。毎回書いているようですが、体調管理には十分ケアしてくださいませ。
現代社会に生きていると、また婚活をしていると、どうしても自分中心に物事を考えてしまいます。世情が厳しく、世知辛いだけに、なんとか自分だけは良いポジションに置きたいものだと思いがちです。そうなると人間関係自体が常に敵対的になってしまったり、ギクシャクしてしまいます。通常、私たちは自分と他人を別個の存在として捉えるので、それが人間関係における多くの誤解や対立の原因となっています。私たちはどうしたら、より調和のとれた、健全な人間関係を築くことができるでしょうか。それができれば人生にも、婚活にも活かせると思います。今日はそんなことを書いてみたいと思います。
私たちが他者を理解し、深く共感できれば、自身の内面の変化だけでなく、周囲の人々との関係性において、肯定的に捉えることができると思います。個々の存在が孤立したものではなく、全てが相互に繋がっているということを前提としてみるとどうでしょうか。私たちが普段認識している「自分」と「他人」という区別は、実は表面的なものに過ぎず、より深いレベルでは、すべての存在が相互に依存しており、本質的には一つであると考えてみます。そう考えていくと、自己中心的な見方から脱却し、他者とのつながりを深く認識するようになっていきます。私たちの行動や考えが、他人や人間関係に与える影響を深く理解しようとすると、より調和のとれた行動を取ることができるようになります。また、個人の自己認識だけでなく、コミュニティや社会全体における関係性にも深い影響を及ぼします。私たちは出発点として、他者への共感や理解を深めようとすると、偏見や対立を超えた見方を持つことができるようになります。これは、人間関係やパートナーとの関係を向上させるだけでなく、私たち自身の精神的な成長にも寄与する重要なステップとなるのです。こう考え、こう構えてみると、日々の生活の中で他者との関係を深めると同時に、自己の内面を見つめ直すことに繋がり、より深い自己理解に繋がります。整理してみると以下のようになります。
①.共感の深化:私たちは他者の経験や感情を自分のものとして理解しようとすることで、他人の喜びや苦悩を、自分ごとのように感じ取り、より深い共感と理解を生み出すことができます。この深い共感は、人間関係において信頼と絆を強化し、相互理解を促進します。
②,対立の超越 :他人との違いを超えて、共通の人間性を認識することで、互いの違いを尊重し、相互理解に向けた姿勢を持つことができます。私たちは対立や争いを超えた関係性を築くことができるというわけです。
③.思いやりと寛容の実践 :他者に対する思いやりと寛容の心を育みます。私たちが他者の行動や意見に寛容であり、思いやりを持って接することで、より調和の取れた人間関係が築かれます。これにより、人間関係の中でのストレスや不和が減少し、お互いの理解と共通理解が深まります。
④.相互依存の認識 :私たちが相互依存していることを認識できるようになると、私たちは他者との関係において、より責任ある行動を取ることができます。私たちの行動一つ一つが、他者に影響を与えることを理解することで、より考慮深く、丁寧な対人関係を築くことができます。
ブログの中で度々ご案内していコビィー博士の『7つの習慣』の中では、第5の習慣として「まず理解に徹し、それから理解される」と説いています。これは実は簡単な事ではありません。相手を真に理解するためには、相手から信頼され、相手が心を開いてくれることが不可欠です。そして、相手が心を開いてくれるかどうかは、コミュニケーションの巧拙や話す内容ではなく、人格や人間性にかかっている、とされています。相手のことを理解しようとして耳と目と心を使い、相手の言葉、意志、気持ちをすべて聴く、つまり全身全霊をこめて傾聴に徹することが求められるわけです。
今日ご紹介してきた考え方は、実は仏教の自他不二(じたふに)という教えです。自他不二の概念を理解し、日常生活に取り入れることは、私たち一人ひとりがより良い人間関係を築き、内面の充実を実現するための重要なステップとなります。この教えを実践することで、私たちは仕事や社会で繋がる他者やかけがえのないパートナーとの関わり合いの中で成長し、より調和のとれた世界の構築に貢献することができるのだ、とされています。
人間関係は洋の東西を問わず、生きていくうえで、婚活をしていくうえで、最も重要な課題であり、深く深くその本質を考え抜いていくと同じような考え方に帰結する、ということなのだと思います。