パートナー代表の高橋俊哉です。9月も残り二日となりました。朝晩はようやく秋の気配が感じられるようになってきましたが、日中は夏のような天気のぶり返しもあります。お勤めの方は今月が第2四半期の締めで忙しいということもあるかもしれません。当社は9月決算なので年度の締めの月となります。油断せず体調ケアして参りましょう。10月からはインボイス制度もスタートします。いまだによくわからない点も多いのですが、会計士さんとやりとりしながら、登録番号を取り、消費税10%のゴム印も手配し備えております。時々使う和食や中華のお店、酒亭などが登録番号を未取得だと従来通りの経費処理ができなくなるようです。個人店で美味しいお店などは、法人関係の接待のお客さんなどが減るかもしれません。スタートしてからいろいろな問題が出てきそうな感じです。さて、今日は改めて幸せに生きるとはどういうことか、について書いてみたいと思います。2023年最新の世界幸福度ランキングで日本は何位だと思いますか。世界137カ国中47位です。1位のフィンランド、2位のデンマーク、3位のアイスランドと、上位3位の顔ぶれは2022年の前回と変化がなかったようです。そのほか、上位にはオランダ、スウェーデンなど、欧州の国々が多く占め、地域別にみると欧州で幸福度が高いことがうかがえる結果です。日本は前回は54位、かつて62位ということもあったので上昇はしています。これは新型コロナウイルスのパンデミックやロシアのウクライナ侵攻など、他国と比べて「自分の国の方がいい」と感じる機会が多かったことも要因として考えられるとのことです。ただ先進7カ国中では最下位で全体的に幸福感を感じられない国民という位置づけは変わらないようです。では、改めて幸せに人生を生きるためには、婚活ができるためにはについて書いていきたいとと思います。

1.他者とのふれあいを意識して心がけ自分から働きかけること。:日本では年に約2万人の人が自殺しているという現実があります。日本人の平均寿命は既婚者の場合は男性81.47歳、女性87.57歳ですが、未婚の場合は男性約67歳、女性約82歳で亡くなっているのです。女性はそれほど大きな差はありませんが、男性はひとり者だと平均約14歳も早く亡くなってしまっているのです。女性は一般的に社交的でいろいろな人間関係を持っているのに対し、男性は職場だけの人間関係しかないということが多いことが要因となっています。なのでこの時代婚活をしてパートナーを得るということはとても大切なことなのです。以前にも何回か書いていますが孤独は❝病気❞なのです。実際、孤独は免疫力を弱め、脳の機能低下、睡眠の質の悪化から疲労感やイライラの増大をまねくのです。人間は長い歴史の中で社会的生物となりその記憶はDNAに刻み込まれています。他者と繋がることで安心し心の安寧が得られるのです。でもだからといってネット社会であり情報に溢れ、仕事に追われ、目まぐるしいときを過ごす現代人が濃密な人間関係など今さら無理だ!、という向きもあるでしょう。どうすればよいか。ここはそれほど深刻にならず自分から他者に声をかけることを励行してみることです。同じマンションの住人や近所の人に、それほど親しくなくても、ゴミ捨てや通勤時に挨拶を自分からする、軽い会話を交わす、できれば笑顔で!これが毎日の習慣になれば、なぜかほっこりしてきます。またコンビニでも量販店、喫茶店や居酒屋などでもお店の人とちょっとしたやりとりするだけで気持ちが上がります。また、ペットとのふれあいも心の癒しに繋がるものです。

2.財産や地位、名声が得られても幸せにはなれない。:これもよくいわれることですが、お金儲けを追求しどんな財産を築いても、社会的にどんな高い地位についても幸せは得られません。なぜなら上には上があり、絶えず人と比較することになってしまうからです。財産も地位もあればあったでキリがないのです。有名な芸能人やスポーツ選手にあこがれることもあるかもしれませんが、ほとんどの芸能人は心の闇を抱えているといわれています。ワイドショーなどでは連日飽きもせずスキャンダルが報じられています。豪邸や高級車を手に入れ、山海の珍味たっぷりのご馳走を毎日口にしてもその幸福感は長く続かない、ということが心理学の研究で明らかになっています。お金を使うなら、日々質素堅実を旨としながら、たまにご褒美として美味しいお店にいくのは心躍るものです。仲良しのパートナーや家族、友人と一緒なら尚良し、ですね!たまの旅行もよいものです。出発前から子どものころ遠足を楽しみにしていたような気分が味わえます。旅行先のことはあまり詳しく調べずに行き当たりばったりにしてみるのも旅の醍醐味です。モノを買うのではなく、経験や体感できることにお金を使ってみたらいかがでしょうか。

3.仕事以外の幸せを得るために働き過ぎないこと。:誰しも成人して大人になれば、仕事をして稼いで生活をするようになります。通勤時間も含め、生活の中の大半の時間を仕事に費やすことになります。仕事に打ち込むことで生きがいややりがいも生まれます。男性は婚活するにも収入がないとできませんし人生の大事な要素であることは間違いありません。ただ、老齢になった人達に対するヒアリングによると、人生で後悔していることは何ですか、という問いには、「家族と過ごす時間をもっと大切にするべきだった。」とか「もっと子供と遊んでやればよかった。」とか「仕事をしすぎて肉体も精神もボロボロになった。」とかいう回答が多いのです。男性の場合は特に会社を定年退職すると、人間関係もやることも一気に失って孤独の沼にはまってしまうこともよく聞く話です。趣味や地域コミュニティーを通じて新しい仲間ができると充実した毎日が送れるようになります。これも言うは易く行うは難しという方は、老後もアルバイトでもなんでもよいので働くことで社会との関係が保てればよいとされています。なにがしかの人間関係ができてコミニュケーションが増えていきますしお金も入ってきます。そうするためには健康第一なので日ごろから運動することを習慣にすることだ大切です。ウォーキングがなんといってもおススメです!とはいえ仕事以外の趣味やいきがいをもつように努めることが肝要です。

ライフワークバランスということばを聞いてからずいぶん経ちますが、きちんとこの問題に取組んでいる会社がどれほどあるでしょうか。数年前に終えた私のサラリーマン時代でも上司からははっきりと滅私奉公を求められていました。

自分自身の幸せのためには、仕事が100%という生活では後々疲弊し行き詰まってしまいます。

ワークは大事ですがその前にライフがあるのですから、自分自身で考え、バランスをとって、人生にも婚活にも取組んでいくことが、とても大切なことだと思います。