パートナー代表の高橋俊哉です。8月に入り今日は7日、暦の上では立秋です。ここ何日かは猛暑が一服し、涼しく感じる日が続いています。といっても外は30℃ぐらいはあるようですが。また明日からは32℃を超える日も続く様です。熱中症対策、コロナ感染対策怠りなく実施して参りましょう。1945年の8月6日に広島に米軍のB29爆撃機エノラ・ゲイから原子爆弾が投下されました。市街地は壊滅し、同年末までに約14万人が亡くなったということです。その3日後の9日には長崎にも原爆が投下され、約7万4千人が亡くなっています。大量に放出された放射線が命を奪い、今も人々を苦しめています。悪魔の所業ともいえる行為が、民主国家の代表とされる国によって行われた事実に、茫然、愕然とします。昨日の朝、住まいする藤沢市でも放送が流れ、つれあいと黙とういたしました。このような大きな過ちを二度と繰り返さないと世界は誓ったはずなのに、ウクライナ戦争ではロシアが核の使用をゴロツキのような調子でチラつかせています。同じように考え行動するだろう国が他に2国も存在する極東のアジアにおいては、我々日本の安全保障にためには核に頼らざるを得ないというパラドクスに陥ってしまいます。なんともやりきれない思いがします。広島、長崎のことを思うと、日本人としては、この時期深刻な感情に囚われてしまいます。合掌。さて、人生でも婚活でも困ってしまうこと、どうしてよいかわからなくことがあるのもです。今日はそんな時はどう対応したらよいか、について書いてみたいと思います。

生きていれば、婚活していれば、思ったように事が運ばないことも起こるものです。そんな時どんな行動をとるでしょうか。様々考えられると思いますが、今回はその一つである『人を頼みにする。』ことに絞って考えてみたいと思います。ストレスを感じたとき、その原因を減らそうとする行動と、自らの気持を和らげようとする行動の二つがあると言われています。問題が起こったときに『人を頼みにする。』ことにもこの二つが含まれています。つまり周りの人からの助言を問題解決に繋げようとすることと、問題そのものを人に聞いてもらい、悩みを吐きだすことで楽になろうとすることがあるわけです。

周りの人を頼みにすることで、問題が解決したり、気持が和らぐことになるのですが、実際には人を頼みにしなくても、「何かあれば周りに相談できる。」と思えれば気分は和らぐものです。心理学の研究データでも、そう考えられる人は、そうでない人に比べ、厳しい想定外の状況に直面したときでも強いストレスを感じにくいということが報告されています。人に頼らず、自力で解決できればそれに越したことはないのですが、ハードルが更に高い場合は、誰かを頼みにした方が解決の近道だということですね。自力思考の人は、往々にして自信過剰な人が多いようです。人を頼みにすること自体、自分のプライドが許さないと考えてしまいます。そうなると、何があっても自分の力でと考えるようになってしまいます。

基本的には周りに助力を求めながら問題の打開を考えることがよいと思います。その際大事なことは、あくまで自分に主体制をおいて周りを頼みにするのか、問題を周りに丸投げしてしてしまうのか、ということです。私は前者が良いと考えています。前者の場合、自分で何が問題のポイントなのかが明確になっているので、ちょっとした助言がきっかけで問題解決が進んだりします。丸投げしてしまうということは、自分自身で問題のポイントが未整理で、感覚的に辛くなった、困った、といった状態なので、周りから根本的な解決策が提示されない限り問題は解決しないわけです。また、どうしようもない状況に陥ってしまったり、問題がとてつもなく膨れ上がった段階になる前の段階で、自分で問題に立ち向かいながらも、周りに助言を求めると姿勢が望ましいと思います。そうすれば、壁を乗り越えたときには大きな自信にも繋がるわけです。高橋はLINEの『トークお悩み相談』のカウンセラーをさせていただいていますが、ご相談いただいたときは、まずはじっくりお話しをお聴きして、お悩みの全体像を掴み、相談者自身の現在地を確認したうえで、相談者がどうしたいのか、何を望んでいるのか、ということを聴きだしていくということに徹してします。そうしていくと、相談者の声のトーンが徐々に変わってきて、スッキリした、視界が開けてきた、と感謝の言葉をいただくことが多いものです。中には、そうしようとしても、一方的に答えだけを聞きたがる方もいますが、お互いに不十分な会話で終わってしまいます。なので、自分で問題をなんとかしようとしながら、周囲にヒントや助言を求めるということがよいと思います。

生きていれば困りごとは絶えず起こってくるのです。婚活でもお相手のあることなので、うまくいかないことも多いものです。そんな時は、自分で悩み苦しみながらも、頼りになるカウンセラーがいると心強いものですね!