パートナー代表の高橋俊哉です。気温が高くなってきました。雨も多くなりこれから梅雨入れのようですね。体調管理お気をつけください。ワクチン接種も進んできていますが、行政によって対応に差があるようですね。私の母も施設にいるのですが、今月ようやく予定が決まりました。いづれにしてもケア継続で参りましょう。

さて、今日は婚活でも人生でも使える、気持を落ち着かせる方法について書いてみたいと思います。何か問題が発生したり、やろうとしていることに失敗してしまった時など、焦ってしまって上手く対応ができなかったり、イライラがなかなか消えなかったりしたことはありませんか。自分でなんとかしなきゃ、と緊張して、先ずは落ち着こうと思っても逆に不安が募ったりしてきます。

こんな時冷静になるのに、効果的な方法は、「客観的に自分をみること」なのです。といっても直ぐにはなかなかできません。事前の構えと訓練が必要です。何かことが起こることを想定し、そうなったらどうするかをシミュレーションしておくことです。トレーニングで能力向上することができるようになります。自分で自分自身をモニタリングすることをセルフモニタリングといいます。自分の言動について振り返りをして気付きを得ることことです。習慣的に実行していくと能力があがっていきます。この冷静で、落ち着いていたい、と痛感したのは会社員時代でした。入社早々、営業サポートの仕事を命じられたのですが、上司の営業マンが受注してきた製品情報を、工場の生産管理部に流し生産予定を組んでもらい、納期に合わせて納入する仕事でした。点数が多い上に、生産工程もマチマチ、原材料の先行手配も必要で毎日がパニック状態でした。当時の生産管理部は強面の先輩が多くなかなか思うように納期調整がができず上司に相談したり、得意先に交渉したりと大変でした。そこで、製品の工程の把握や工場都合なども理解できるように知識を蓄え、これを知恵に変えようと考えました。こう書くと格好いいのですが、とにかく失敗を繰返しながら、できるだけパターン化しようと藻掻いておりました。

実行したことは、日々の事柄や自分の取った行動や感情、気持などを書き出して記録していきました。つまり自分の言動から結果を振り返り気付きを得たのです。これが前述したセルフモニタリングという方法でした。これは最近心理学で学んだことなので、知らず知らずにやっていたようです。嫌な事やネガティブな感情が浮かんで来たら、とにかく書き出すことで、課題を可視化して落ち着いて考えられるようになり、ストレス解消にもなるとのことです。

自分を自分で客観的に観察すること、これは「メタ認知」と呼ばれています。禅僧の修行の目的の一つにもなっているようです。なので、僧侶はいつも泰然自若としているわけですね。椅子座禅などで瞑想したり、音楽を聴いたり、アロマテラピーなども効果的だといわれているようです。リラックスできる時間を作って、メリハリのある毎日にしていきたいものですね。