パートナー代表の高橋俊哉です。オリンピック開催の是非を巡り、森会長の失言が大きな波紋を広げています。ボランティアの辞退も続出。コロナ禍というかつてない状況が続く中、なんともやりきれない状況ですね。ワクチン接種ももうすぐ始まるようですが、開催するかどうかの最終決着は政治の英断に委ねるしかないわけですが、安全安心にできるのかということが考えるべき最も大切なことだと思います。さて、婚活で交際が進み、一人のお相手に絞って交際する真剣交際に入った場合、最も大切なことはなんでしょうか。成婚退会目前の段階ですから、具体的に詰めるべきことがいくつもあります。一緒に生活していくことをイメージしていくわけです。住まいをどうするか、子供については欲しいのかどうか、親など家族とのことはどうしていくか、お互いの仕事はどうしていくか、ジュエリーは、結婚式は、お互いの家族への挨拶は、新婚旅行は、…。成婚退会後に実行していくことも含めてお互いの考えを確認し合い、共通認識にしておかなくてはいけないことは多岐に及びます。一方、この段階では恋愛している状態なので、お互いに感情は高まっているわけですが、結婚生活は長い期間に及ぶものです。恋愛感情だけでは二人の暮らしは長続きしません。そこで二人で協力して、様々な荒波を乗り越えていけるかどうか見極めておくべき3つのことをご紹介します。

①お相手の人間性:プロフィールには穏やかで優しいとあるけれども、実際どうなのか。これはいくつかの場面でお相手の本性を確認することができます。お付合いしていくうちには、例えば一緒に食事をしたときに、自分の好みをきちんと聞いて頼んでくれるか。お酒を飲んだりしたときは、明るいお酒なのか、怒りっぽくなるか、理屈ばかり言わないか、説教し始めないか、など、本性が出てきます。乗り物など乗ったときは、席が空いていた場合、先ず自分を座らせてくれるか、座っている時には年配者に席を譲るか。お相手のお宅に行くと、家族関係が見えてきますので、そこでの家族に対する態度や家具や電気製品などの品物を大事に取り扱っているかなどの点も、その方の素が垣間見られる場面です。そんなところがチェックポイントになるのです。車の運転でも、性格が穏やかなのか、攻撃的なのかがわかりますね。大切な人を乗せる場合、本当に大事に思っているなら、より慎重な運転になるはずです。

②お相手との相性:長い長い結婚生活ですから、本質的なところが一致していないと難しくなってしまうことがあります。テレビや映画、演芸などをできるだけたくさん一緒に見てください。ドラマなど見ているときに、自分は面白いと思ったり、感動しているのに相手がそうでなければ相性は良いとは言えません。お笑いなど見て、笑いのツボが同じだと安心感が生まれるものです。育った環境も違うし、それまでの人生経験も異なりますから、全てが一致することはなかなかないと思いますが、相手が好きなもの、気に入っているもの、興味のポイントなどに自然に合わせることができれば大丈夫です。そうできれば、自分の趣味や興味の世界が拡がりますね。

③お相手と居て飽きないか:一緒に生活していくうえで理想的なフレーズがあります。『少し愛して、ながーく愛して』。ピンときた人は人生のキャリアが結構長い方ですね。(笑)そうサントリーウィスキーのCMで大原麗子さんの名セリフでした。残念ながら情熱的な恋愛感情は、年を経るごとに薄れていくものです。長く居られる、つまり飽きのこない状態とはどういうことでしょうか。それはお互いに相手を尊敬し、感謝の気持ちを持てるかどうかだと思います。お金を稼いできてくれることは素晴らしく、ありがたい。おいしい料理を作ってくれることは凄いことで、ありがたい。休日に一緒に出かけられることは、二人が素敵な状態でいられるからこそで、とても楽しいことだ。などと感じられればOKです。

現在の感情だけで判断する前に、一度クールになってお相手とのことを考えてみてください。