パートナー代表の高橋俊哉です。婚活をしていくうえで最初の関門はお見合になります。お相手のプロフィールを確認し、これはと思う方に申込をしていきます。未知のお相手からお申込が届くこともあります。お互いにお会いしてみようか、ということになるとお見合は成立します。お見合はリアルですと1時間〜1時間半程度ホテルのラウンジなどで実施します。オンラインの場合は、ZOOMの仕組みを使って行いますが、正味40分程度と短めで行います。その結果、お二人ともOKとなると交際に入ることになります。男性から女性にファーストコールをして、初デートの約束などしていただきます。交際に入ると、基本的にお二人の世界になるので、会えない時もメールやラインや電話などでやりとりをしていただきながら、デートを重ねていきます。交際に入ってから、次の真剣交際に入れる方が意外に少ないのです。真剣交際とは、お相手を一人に絞って、1,2か月で成婚退会を目指すステージとなります。ここまでくると成婚退会の確率はかなり高くなるのです。今日は、交際になった場合どう構えたらよいかについて書いてみようと思います。唐突ですが、小学校の5,6年時の担任の先生のことをふと思い出しました。その先生は40代の男性で、とても威厳があり恐い存在でした。怒られる時はビンタなども普通にあり、今となっては考えられない時代でした。古風なところもあり、詩吟をさせられたり相撲を取ったりもしていました。クラスのルールが決められていて、『学級諸法度』と名付けられていましたが、その中に「自分のして欲しいことを人にしてあげる。」というものがありました。(今でも覚えているということは相当の影響力だったんですね!)これは、利他的な考えであり、他者に対する思いやりを持て、ということですね。他者と一緒に行動し、暮らしで行く場合とても重要なことになりますので、婚活して交際となった場合押さえておくべきポイントです。では具体的にどんな心構えが必要になるのでしょうか。これは、言い換えれば『見返りを求めないこと。』なんだと思います。8つのポイントを書いてみます。

1.報われるかどうかを気にしないこと。:心の赴くままに行動し、自分のしたことがどう自分に返ってくるかということを考えないということです。

2.親切にすることは自分が受けてきたことの恩返し。:今まで自分が多くの人から受けてきた親切を有難いと考えれば、今人に親切にすることはその恩返しなのです。

3.損得勘定をしない。:自分の行動の基準は、良いことをしよう、好きだと思えることをしよう、ということであり、損得は考えないということです。

4.良いことをすると喜びを感じる。:自分の行動から、ワクワクするような嬉しい感情が湧きあがりそのことが自分へのご褒美だと感じるのです。アドラーの言う貢献感ですね。

5.人をヘルプする時は自主的に行う。:人から言われて手伝いをする場合、やらされ感は不快なものですね。自分の意思でそうするのだと思うことです。

6.現状に満ち足りている。:今の暮らしやお付き合いしているお相手に対し不満を持たず、満足していれば、今幸せであることに気づかされます。

7.見返りを求めることは恥ずかしい。:見返りを前提とした行動は、底が浅く薄っぺらいものです。これは誰の目にも明らかなので、行動そのものが台無しになってしまいます。

8.大したことはしていないと考える。:自分が行った親切な行為には大した価値はないと考える。そうすると相手に対して恩着せがましくならないのです。

できるだけシンプルに素直に平常心で生きていきたいものですね。

最後の、今日の新聞で読んだ医学生のことばです。

『誰も一人では生きられない。人と接して、支え合って、人生を送っている。』