パートナー代表の高橋俊哉です。以前、怒りの対処、男女での怒りのポイントが違うことについて書きました。改めて、男女の考え方や感じ方の違いについて書いてみたいと思います。婚活される際には是非頭に入れておいていただきたいことになります。結婚生活や、職場などでも参考になると思います。そもそもこの差異はどこからくるのでしょうか?男性脳と女性脳の違いだと言われていますね。男性は女性の事が、女性は男性のことがよくわからない、という相談をよく受けるものです。その違いの根本は、男女の脳の働きの違いだということがわかってきています。右脳が直感や感性を司り、左脳が言語や思考を司るとおいうことはよく知られています。脳科学研究では、女性の方が、男性よりもこの二つの脳をバランスよく使っているのだそうです。複数の女性の会話を聞いていると、私自身戸惑うことがあります。会話があちらこちらに飛んでいき、話題がどんどん変わっていきます。男性は、左脳型と言われていますから、論理的に考えていくわけですが、そのうちお手上げ!、となってしまうのです。女性たちはなんの問題もなく、とても楽しそうに、しているのですが。女性同士だと、初対面でも共通点や共感できることをお互いに探そうとするので、相手との会話がスムーズに進んでいくようです。男性同士ではなかなかこうはいきません。私も会社員時代の営業経験があるのですが、男性同士ではお互いの目的や欲しいものが明確な場合、コミニュケーションが取りやすいのですが、ゴールのはっきりしない雑談などでは話が噛み合わず、気まずい思いをすることが多いものです。見知らぬ人同士を集めた研修会などでも、まずは雑談をしてもらうと、女性同士のグループは、暫くすると場が温まり和やかな雰囲気でスタートできるのですが、男性同士の場合、どうも話が紋切型で固くなって、ぎこちない状態に陥りがちです。では、男女の会話ではどうなるでしょうか。これは私も今でもやってしまうので、反省することも多いのですが、女性が、あることがうまくいかなくてどうしたらよいのかわからない、と言ったとします。貴方はどう反応しますか?男性は、困っているのだから助けてあげよう、自分の経験から解決策を具体的に示そうととします。悪気はもちろんありません。でも、女性は何を求めていると思いますか?女性は、実はそんなに深刻ではなく、愚痴を含めて話の腰を折らずに、ただただ聴いて欲しいのです。ああ、それは大変だったね、辛いところだね、と言ってもらいたいのです。アドバイスは不要なのです。男性は、女性の気持ちを推し量り、共感してあげさえすればよいのです。こう聞くと男性はびっくりだと思いますが、前にもなんどか書いているように、男と女は別の生き物だと思ったほうがよいと思います。

男性は女性を選ぶときに、自分と同じような金銭感覚を持っていることを求めます。一緒に暮らしていく中では大事なポイントだと考えるからです。女性は、先ずは恋愛感情を持てるかどうかを優先します。優しさや穏やかさ、思いやりが大事だと感じています。それぞれ付き合いたい異性に対してはどうしたらよいと思いますか。女性は、男性と同じような金銭感覚であることをアピールすることです。男性は、仮に金銭感覚が合わないと感じたら、ハートグラムでいうところのアリとキリギリスですが、先ずは女性のことが好きであることを伝えたうえで、急がずにその違いを埋めていく努力をしていくことです。

1.男と女はお互いに考え方、感じ方が違うということを十分理解すること。

2.男性は、共感しながらひたすら女性の話を聴いてあげること。

3.女性は、男性の論理性、問題解決能力を評価し、プライドをくすぐり感心してあげること。

4.男性も女性も、性差を前提に常に相手の気持ちを考えて一歩踏み込んでお付き合いすること。

そうすれば仲良しカップルになれ、成婚も近づき、結婚生活も円満にいくことになりますよ。