パートナー代表の高橋俊哉です。5月も最終盤となって、夏日があったり、一日中雨になったりしています。体調に十分気を付けて、来る水無月に備えて参りましょう。コロナ対策もようやくワクチン接種が始まりましたが、行き渡るまではまだまだ時間がかかりそうです。辛抱が続きますが、倦まず、弛まず、諦めず、で歩を一歩づつ前に進めていくことが大事だと思っています。

さて、今日は簡単な方法で成功やゴールに近づける方法について書いてみたいと思います。私自身最近学んだことで実践し始めましたが、とても効果があるので皆様にも是非やっていただきたいと思っています。何かを達成したい、実現したいと考えて計画を立てたり、当初のモチベーションを維持しようと努力された経験はどなたでもあることだと思います。私も山ほどやってきたことです。でも、結局挫折してしまうことが多いものです。そもそもモチベーションをずっと維持し続けることはできるのでしょうか。どうもこれがなかなか難しいことのようなのです。

何故かというと、…。私たちの脳は、できるだけ現状を維持しようとするからなのです。これは生きていくためにはとても大事な機能で現状維持バイアスと呼ばれています。体温維持や、ケガや精神的ダメージから回復していくのはこの機能のおかげなのです。ただこの機能は何でも現状維持しようと努めるので、この点が難点であるとも言えるわけです。例えば、毎日5時に起きて体操しようと決めても、昨晩寝たのが遅かったからパスとか、今朝は寒いからパスなど、無意識的な言い訳が浮かんできて、挫折してしまうことがい多いということです。

そこで、どうすればよいのか、ということになるわけですが、ずばり、『習慣化』すればよいのです。習慣になっているから、「朝起きたら、歯を磨く」、「夜寝る前に、風呂に入る」、「月曜の19時には、ジムに行く」、などが自然に実行できていると思います。実はこれは心理学で、『if-thenプランニング』という方法なのです。『~をしたら、・・・する。』決めて書き留めておきます。そうすることで、目標達成する確率が2倍にも3倍にもなることが研究で分かっているとのことです。この習慣化の方法は脳も受け入れてくれるので、実行が伴います。きっかけを決めておけば、いつ取組んだら良いのか脳が認識できるとのことなのです。私は、①20時以降になったら、スマホを見ない。②22時になったら本を1時間読む。③23時半になったら、寝床に入る。④朝マンションの住人に会ったら、自分から挨拶する。⑤カウンセリングの時は、会話中に笑いを入れて自分から笑う。⑥朝食前になったら、つれあいとベランダでお茶会をする。と決めて始めています。要は〜をしたら、・・・をする、といことを脳に認識させ、実行することで、習慣化するわけです。この方法は、早寝早起き、清掃、整理・整頓、仕事の実施スケジュール化、勉強、ウォーキング、買い物、などなど、何にでも応用可能なのです。なかなか優れものだと思います。

プランニングするときの注意点としては、あまりにハードルが高いことはダメですよ。「朝起きたら、50km走る」、とか、実施することを複数の項目にしてしまうと守れなくなってしまいます習慣化することは一つにして、最初はハードルを低くすることが大切です。「朝起きたら、公園まで5分歩く」、婚活では、「毎週日曜日16時になったら、お見合申込を3人する」、交際中は、「毎日19時に、お相手にラインする」、「デートしたら、次のデートの約束をする」、これで良いのです。実施したことが習慣化するまでには2か月強かかると言われています。小さなことをきちんと実施し継続すること。正に継続は力なり、なのです。あと、コツとしては時間、場所、状況などをできるだけ具体的に設定することです。就寝時間についても、「23:30になったら、パジャマに着替えて、消灯して、寝床に入る」、「土曜日、朝食後、自分の部屋のデスクの前に座り、PCを立ち上げて会議用の資料作成をする」、このようにしておくと成功率が大幅に高まるようですよ。

是非、お試しあれ!