パートナー代表の高橋俊哉です。2020年も残すところ2週間とちょっととなりました。本年は正直なかなか厳しい環境でした。コロナ禍は日本のみならず世界的な“禍”ですから、様々な経済活動や社会活動が大打撃を受ける中、結婚相談所も厳しい状態が続きました。基本的な当社のサポートサービスは、カウンセリング、お見合、パーティ、交際とフェイストウフェイスで行うことや人が集うことでしか成立しないものなので、正直どうなるかと思った時期もありました。所属している、日本ブライダル連盟の指導や、セミナーなどで教えてもらったことなども参考にいろいろと模索を続けておりました。
ポイント1は、“オンライン”です。成立したお見合が次々と中止や延期になっていきました。お見合場所であるホテルのラウンジも休業が相次ぎにっちもさっちもいかない状態でした。ZOOMも、オンラインもわかっておりませんでしたが、連盟の定例会がオンラインとなったことをきっかけに、教えていただき何とかできるようになりました。当初、設定したのに画面が映らず、なんでやねん!と思いましたが、使用したパソコンに、そもそもカメラ機能がなかったことに気づかなかったのも今や笑い話です。よりオンラインお見合も当社がホストになって20回近く実施してきました。前にも書きましたが、オンラインお見合は、リアルお見合より交際に入る確率が高いのです。
ポイント2は、“外国籍女性とのお見合のススメ”です。これも連盟からの結婚市場の分析、今後の傾向の指導から、国内だけでは、結婚可能世代で、男性が340万人ほど多いという事実です。データから男性がとても結婚しにくい状況なのが分かりますね。何度も結婚できる男性もいるので、結婚が遠くなる男性は増える一方なのです。外国籍の女性を紹介すると、怒り出したり、不快感を露わにする男性会員もいました。日本人女性とお見合できないから、外国人女性をススメたのか?、というわけです。そこで、入会時や、通常カウンセリング時に選択肢として外国籍女性もあることを、そのメリット、デメリットをできるだけ丁寧に説明するようにしました。それから、外国籍女性専門の相談所のカウンセラーの方と直接お話しして疑問点や、どうすればお見合ができ、交際が進展するかなどについて教えていただきました。
ポイント3は、“プロポーズ大作戦”です。今は草食性の男性が大変多くなっています。穏やかで優しいのは良いのですが、自分からきちんとした意思表示をするのが苦手です。女性は待っているのに、もう一歩のところで踏み出せないことが続いていました。そこで、信頼でき、てごろな価格で高品質なジュエリーが提供できる専門店との連携いたしました。交際から真剣交際となって、いよいよプロポーズという段階で、エンゲージリングを女性の指にはめてあげるのです。そうすることで成婚退会が確実なものになります。専門店からのお話しでは、結婚したカップルに聞いたところ、男性の80%はプロポーズしたと答えたのに対し、そのお相手の女性は、半数がきちんとプロポーズされていないと答えているそうです。つまり男性がプロポーズしたと言った女性の半数は自覚がないのです。プロポーズ時にリングがあれば、これほど明確な意思表示はないのです。また、プロポーズがきちんと行われたカップルが長続きするというデータもあるそうです。
12月、これから成婚退会予定の男性会員さんが3名となりました。以前のブログでもそれぞれ触れているのですが、年齢は43歳、58歳、70歳の会員さん達です。
43歳のKさんは、この中では最も交際期間が長くなり、11か月かかりました。12月27日成婚退会予定です。交際は順調にスタートしたのですが、コロナ禍での影響とお相手女性がKさんのプロポーズに対し、慎重になりすぎた面があり時間がかかりました。プロポーズ大作戦が決め手となりました。悶々とした膠着状態が続いた時期もありましたが、カウンセリングでは『諦めないこと、誠実さを持ち続けること、それぞれの家族の問題を解決し、環境を整えること』をベースに、お相手相談所ともその時々の状況を共有しながら、アドバイスを続けました。
58歳のAさんは、退会寸前でしたが、前にブログでも書いたように合わせ技で、交際3か月での成婚退会となります。12月26日成婚退会予定です。オンラインお見合でスタートし、実はお相手女性は外国籍の方で、プロポーズ大作戦も功を奏しました!モチベーションが、落ちていた時期に、とにかく前を向いてお見合いが組めるよう、合わせ技を粘り強く説明し、その実行をおススメしました。当初は、あまり乗り気ではなかったのですが、一歩踏み出すことで人生ががらりと変わることになりました。
70歳のNさんは、コロナ禍影響と、ご本人がやや優柔不断なところがあり、お相手女性から交際途中で不信感を持たれてしまい、危ういこともありましたが、交際7か月での成婚退会、12月24日予定となりました。オンラインお見合で交際にとなり、プロポーズ大作戦が最後の決め手となりました。新居購入も予定していたのですが、段取りが悪く時間がかかっていたので、お相手相談所にもお願いし、お二人でご来社いただき、プロポーズ大作戦の最終段階の実施と、個別に面談させていただきました。女性には、100%理想通りの男性というのはあり得ないので、Nさんの良いところを見ていただくようお話しました。Nさんはとても穏やかで気持ちの優しい方なのです。
カウンセラーとしてはコロナ禍の状況が続く中、大変嬉しい師走となりました!
Kさん、Aさん、Nさん、どうぞお幸せに!!!
おいおい、+αってなんなんだよですって。それは、太字にした部分です。当社のモットーでもある、あくまで会員さんに寄り添って二人三脚、精一杯の誠意を尽くすことです。