パートナー代表の高橋俊哉です。3月も9日となっています。相変わらず気温変化が大きい日々が続いていますし、花粉症の方はそのためのケアも必要な時期ですね。十分お気をつけてお過ごしください。2024年も明けたなと思ったら能登半島地震が起こり、多くの方が被災され今でも厳しい生活を強いられています。一日も早く日常を取り戻されるよう願うばかりです。僅かばかりに寄付をしたり、神仏に祈ることしかできませんが、せめて節水や節電しようと思うようになりました。

生きていると思いもしない不幸が突然襲ってくることがあるのです。そうでなくても、生きていれば、婚活をしていれば、辛いこと、嫌なこと、うまくいかないことが山ほどあるものです。カウンセラー高橋は新しい一日が始まる朝がくると、先ず窓を開けて換気をしてから(寒くてもやっています!)、音楽をかけます。その時の気分で、聴く音楽は変えていますが、起き抜けは、ゆったりとした身体や心の調子を整えてくれるインストルメンタルを選ぶことが多いのです。暫くしてから、もう少しアップテンポのもの、リズミカルなもの、歌詞のあるものに変えていきます。気持ちに活を入れたいとき、竹原ピストルの曲を聴きます。好きな曲のひとつが「カウント10」。ボクサーでもあった彼らしい歌詞で、その歌声には、魂を揺さぶられるような力強さと優しさが溢れています。その歌詞に、ぼくは❝人生に勝ち負けなんてないんだ❞という人の人生に心を動かされたことは一度たりとも、無い、という一節があります。今日は人生の勝ち負けということについて書いてみたいと思います。

①勝ち負けがあるということ。:スポーツや将棋や囲碁、ギャンブルなどでは勝つことを目標としています。戦う相手やルールが明確なので、勝つか負けるか、儲かるか損するか、ということが結果としてはっきり出てしまうわけです。勝者は栄光や賞金や名誉を手にし、敗者は涙を流したり、地団駄踏んだり、あるいは静かに退場していくしかないということになります。男性は特に白黒がはっきりする勝負が好きだし、カウンセラー高橋もスポーツ観戦を好み、大声を張り上げたり、喜んだり、落胆したりしております。ただこれらは、競技のルールや規準がはっきりしている特定の世界の中のことだと考えます。

②勝ち組、負け組について。:一般的に学歴が高く名門とされる学校を卒業することや上場企業に勤め出世すること、いや、今はIT系などの創業社長になることでしょうか、師士業につくこと、有名人となり一目置かれることなどで、財産や栄誉や地位を築くことが成功と言われています。努力してもそれらを手にできない大多数は負け組。でも本当にそうなのでしょうか。手に入れたものをずっと維持するために心身をすり減らすこともあるでしょうし、財産や名誉が人を必ずしも心豊かで幸せな状態にしてくれるとは限りません。上を見ればきりがありません。学歴が低くても、低所得であっても幸せに暮らしている人達はたくさんいるものです。

③結婚したり家族を持つことが勝ちなのか。:結婚相談所をやっているので、そうなのだ!、といいたいところですが、これも一概にそうだとは言いきれません。結婚したパートナーが性格が悪かったり、非協力的だったり、浮気をしたりすることもあるでしょう。授かった子供が悪事に走ったりもするし、義理の両親から意地悪されたり疎まれたりなんてことは日常茶飯事ですね。かといって、お一人様がよいかというと私はそうは思いません。寂しいし、困ったときには助けが欲しいものだし、何より気軽に話ができたり相談できる相手がいることで安心感が生まれます。ご自身がパートナーが欲しいと思うなら、お相手に何がしてあげられるか、何をして欲しいか、力を合わせて幸せにななるにはどうしたらよいか、ということを自問自答した上でご連絡いただければ、精一杯のサポートをさせていただきます。パートナーを得たことで人生が変わったという会員さんは多くいらっしゃいます。

④人生や婚活で心すべきことは:私はいつも笑顔でいられて、心楽しいことだと思います。そのためには、環境を整える必要があります。自分さえ良ければではなくお相手や他者に対する思いやりの気持ち、お相手や他者や社会のしくみ、制度に対する感謝の気持ち(あたりまえではなく有難いことなのですね。)、自分が良い状態でいられるよう注意を払い、努力すること、自分の魂を磨きながら生活の糧を得ること、楽しみを持つことなどがベースになります。取組んだりやろうとすることがいつもうまくいくことはありません。失敗と挫折を繰返しながらも、悩まずに、どうしたらよいのか、を考え実行して、リスタートを繰返していくことが大事なことだと思います。しぶとくしぶとく、雪にしなう竹のように、生き残っていくことなのです。

結局、人生や婚活において勝ちも負けもなく、個人個人が熟考した人生観を大切に、利他の気持ちで、何度でも立ち上がって進んでいくことが肝要なのだと考えます。竹原ピストルも繰り返しテーマにしていることですね。冒頭の彼の歌詞の一節の補足をすると、あの歌詞の前に、人生の戦いにおける勝ち負け、ニアリーイコール、自分との戦いにおける勝ち負けはやっぱりあると思う、と歌われています。競争すべきは他者ではなく、自分自身だということですね。