パートナー代表の高橋俊哉です。7月も10日になろうとしています。いまだ梅雨も明けないなか連日の猛暑でバテバテという方も多いのではないでしょうか。カウンセラー高橋の周りにも、会員さんにも体調不良という方が結構増えています。このところのお見合いはオンラインがほとんど無くなり、リアルでの実施となってきていますが、男性会員さんにはクールビズで臨まれるようにお伝えしています。お仕事でもテレワークだけという職場は減っていて、出勤との併用が多いようですから人によっては行き帰りの通勤が辛いと訴える場合が多くなっているようです。6月から8月にかけては、日本特有の高温多湿の影響で、不快な夏のストレスによって起る自律神経失調状態、つまり自律神経系の乱れによって起こる症状が現れることが非常に多いようです。特に今年の梅雨は、蒸し暑いかと思えば時に肌寒くなるなど気温も天候も変動が大きいので、自律神経系により負担がかかって、多くの人が例年より夏バテになりやすくなっています。お医者様に聴くと、猛暑の時期に食欲が低下して寝苦しくなり、体が重くだるくなって気力や体力が落ちる状態は、自律神経失調ということになるとのことでした。今日はその対処法について書いてみます。
1.しっかりと十分な睡眠をとること。:自律神経系の中枢は脳にあるので、脳の疲労回復の基本は睡眠です。最低でも6~7時間以上、心身が疲れ切ってしまったときはそれ以上の時間、十分な睡眠をとることが大切です。眠りは人間の活動のための根源的なことですからね。そして夜間に6時間以上連続して眠ることが肝要です。細切れ睡眠は良くないとされています。脳や体はフルメンテナンスを完了することができますので、夜連続して6時間以上眠ることを心がけたいものです。カウンセラー高橋は23時就寝、6時起床を一日の基本的なサイクルにしています。(飲み過ぎ、夜更かし厳禁なんですが時々は…。(笑))暑くて寝苦しい夜は、エアコンのお休みモードを活用して、部屋の温度を調整します。エアコンを一晩中かけるのが苦手な人は、眠る1~2時間ほど前からエアコンを稼働させておくと、エアコンを切ったあとも部屋の温度が上昇しにくくなります。部屋はできるだけ暗くする、携帯やパソコンのブルーライトは眠る1時間以上前から見ない、ナイトキャップ(寝酒)はしない、などのことも眠りの質をあげるために必須事項です。
2.食事の中身に気を配ること。(動物性たんぱく質、ビタミン、ミネラル豊富なものを。):暑い時期は、どうしてもあっさりしたざるそばやそうめんなどで食事を済ませがちになってしまいますね。体力維持や疲労回復には、肉、魚、卵など動物性たんぱく質が効きます。これらの食品にはバランスのよいたんぱく質と疲労回復物質がたっぷり含まれています。カウンセラー高橋は朝飯には目玉焼き、夜は生姜焼きや焼き魚などを美味しくいただいております。このたんぱく質の代謝を高めるためには、ビタミンやミネラルが欠かせないので、緑黄色野菜を中心とした野菜類、海藻類、果物などを一緒に食べることが良いとされています。野菜は朝、夕、つれあいが必ず用意してくれるので有難いと感謝しています。ゴーヤ、トマト、枝豆、キュウリ、ナス、茗荷、キノコ類などは身体に染み込んでいくような感じがしています。具沢山カレーや海鮮サラダなども大好きなメニューです。また、セロトニン、メラトニンなどの脳内物質もすべてたんぱく質が主原料になっているため、たんぱく質不足はメンタル面にも影響してしまうとのことです。
3.寒暖差に注意すること。:自律神経系の疲れが加速する大きな原因が、気温の寒暖差なんだそうです。地球温暖化で外は従来の夏以上に暑く、逆にエアコンの普及で室内や電車内は冷え過ぎとなり、極端な気温の寒暖差を日に何度も体感するために自律神経系が悲鳴をあげているのです。室内の温度は下げ過ぎないことです。26℃程度がよいとされています。食事や飲み物も、冷たい物ばかりでは体の芯が冷えてしまいます。温かな料理やスープなども加えて、胃腸を冷やし過ぎないにしたいですね。カウンセラー高橋は朝は常温の水を飲んで、暖かいお茶をつれあいと楽しみ、夜寝る前にも常温の水を飲むことにしています。
4.リラックスできる時間をもつこと。:医学的な研究報告では、激しい運動や深夜まで仕事やゲームしたりしていると、全身の細胞から疲労因子が発生し、疲労を引き起こすことが分かっています。これから猛暑が本格化すると肉体がより疲労しやすくなり、熱中症になりやすい状況になります。激しい運動や長時間労働はできるだけ避けて、疲労因子を多量に発生させないように心がけたいものです。ウォーキングなどの有酸素運動を習慣化して、疲れない程度に体を動かすことが良いようです。朝が良いですね。残業もこの時期はできるだけ控えめにして、平日にはできるだけ早く帰宅してリラックスできる時間と睡眠を確保するように心がけたいもの。これからの夏場は心身ともに疲労が蓄積しないように、普段よりリラックスタイムを増やしながら、交感神経と副交感神経の切り替えをしっかり意識した生活をしていきたいものです。
そうはいっても、仕事多忙だったり、ネットでの婚活も深夜になってしまうということもあると思います。ただ、疲労が蓄積して、メンタルもダウンし、にっちもさっちもいかない状態に陥ってしまうと元も子もありません。自分を守れるのは自分だけです。良い状態でいられれば、婚活も仕事もパフォーマンスが上がっていきますから、この時期できるだけ心身のバランスがよく保てるようお過ごしください。