パートナー代表の高橋俊哉です。11月も半ばとなりますが、秋日和が続いています。コロナ感染者数もめっきり少なくなっていますが、習慣となった決まり事は続けて参りましょう。ケアしながら、お出かけや外呑みなど楽しんでいきましょう。私は朝散歩がほぼ毎日の習慣となり、11月は一日の平均が11,000歩強となっています。続けていくと歩かないと気持ちが悪いのです。朝のゴミ出しや朝一番からのカウンセリング予定などを睨みながら、時間を作ってやっています。さて、今日は平常心を保ちながら良い状態でいられるための3つのポイントについて書いてみます。
1.自分の気持ち、想いを大切に扱うこと。:そもそも「今の世の中を生きてゆくこと」はとても心に負担のかかることなのです。テレワークも増えていますが、早朝から通勤、いや痛勤電車に揺られ、辛い会議や、人間関係に悩みながら会社で仕事をして、状況によっては残業もするわけですが、ヘロヘロになってまた電車で帰ってくる。東京勤務だと通勤時間は片道1時間なら良い方で、私もかつては1時間半かけて通っていました。中には2時間という人も。専業主婦だって、家事に追いまくられ、子供の面倒も一人でこなす。夫に相談しても、夫も前述のように疲れ切っているので上の空。空虚な時間が流れていきます。明治期の日本人を外国人の目にはどう映っていたかを描いた「逝きし世の面影」という本があります。当時の日本人は、好奇心旺盛、貧しくとも日々の暮らしに屈託なく、笑顔を絶やさずゆったりと毎日を楽しんで生きていたようです。この当時の人たちは、忙しく、目まぐるしい今の時代にはとても耐えられないのではないかと思います。物質的には豊かで清潔で安全な社会となりましたが、その代償は大きく「心への大きな負担増」となっています。周りからは頑張れ、頑張れといわれ、自分自身も当然のことだと思い、頑張ることが当たり前になっています。そうすると何が起こるでしょうか。心が疲弊していきますね。頑張ることが当たり前なので、そのことを誰も褒めてくれず、認めてくれませんから、空しくなり、気持ちも上がらず、充実感が得られず、目標も見失ってしまいます。酷くなると、自己否定や自責の念ばかりとなっていくのです。現代社会のうつ病患者の多さにも納得してしまいます。心の状態が安定し、前に向いて進んでいけるエネルギーが湧いてくるためには、自分のことを認めてくれて、褒めてくれる存在が必用なのです。上司や周りの人から褒めてもらえないなら、自分で自分を認め、褒めてあげることが必要不可欠なのです。毎日布団の中で、「今日も一日よく頑張った!」、「大変だけど一歩一歩進んでいけば大丈夫!」、「お疲れ様、ゆっくり休んでまた明日!」と思えれば徐々に疲れた心が癒されてチカラがみなぎってきます。有森裕子さんではないけれど、毎日自分を褒めてあげてください。
2.好きなことをする時間を持つこと。:日々の多忙な生活の中では「ねばならない」ことばかり。マストなことばかりに追われていると心は壊れてしまいます。で、どうするか。自分の好きな事、やりたいことを意識して日常に組入れていくことです。時間に追われていても、前から構えて、ちょっとした工夫をすれば時間は以外と作れます。どんなに多忙でも、「忙中閑あり」、すきま時間はあるものです。私の場合、冒頭に書いた、朝散歩をする、朝茶を喫する、就寝前にゆっくりジャズ流して15分読書する、週1,2回美味しい肴で呑むこと、などなど。自分の心をケアしてあげましょう。
3.心にたまったゴミを捨てるため感情を吐き出すこと。:毎日暮らしていれば、嫌な事やストレスの溜まることや気に入らないことは山ほどありますね。人間関係がその原因となることが多いものです。そんな心のゴミが溜まってくると心は健康ではいられません。スッキリするには、3つの方法があります。①誰かに話し、相談する。悩みや辛さなどを聴いてくれる人に話してしまうことです。私高橋は、LINEの「トーク悩み相談」のカウンセラーもさせていただいていますが、じっくりを話を聴いて、その人の生き方を肯定してあげて励ましの言葉を伝えると、皆さんとても安心していただけます。②紙に書き出す。悩んでいることや心に刺さったトゲのことなどを全てノートに書き出すのです。順番や字のきれいさなどは気にすることなく書きなぐります。そうしているうちに不思議と心が落ち着いてきて、整理整頓ができてくるものです。③映像をみて涙を流したり、カラオケで大きな声を出す。そうすると心が開いて感情が解放されていきます。一人でやるのがおススメです。
自分のことを大事にできるのは、自分自身しかないのです。
慈悲の気持が大切だとする仏教でも一番最初に幸せになるべきは私なのです。
自分自身が良い状態でいられることを意識して、婚活に人生に楽しく向き合って参りましょう!