パートナー代表の高橋俊哉です。6月となり爽やかな風を感じるようになりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。最近の私は、コロナ禍でのケアを継続しながらお仕事させていただき、LGBTQのセミナーに参加したり、前にお伝えしたLINEのカウンセラー活動(サービス一覧のライフスタイルの中の「トーク悩み相談」のカウンセラーです。全355名のカウンセラー中ランキング68位(6月4日時点))をしたりしております。また、やりたいことの習慣化にも励んでおります。その一つが、朝散歩。つれあいともども曜日を決めて行くようにしていて、4回/週を目標としています。

さて、今日は婚活でも、人生でも使える人の心を鷲づかみにする方法にについて書いてみたいと思います。サラリーマン時代に当時弱小球団だったヤクルトスワローズ命、という先輩がいました。仕事が滅茶苦茶忙しいのに、やりくりつけては神宮球場のライトスタンドへ。傘持ってひたすら応援している姿は感動すら覚えるほどでした。ある時、先輩になんで巨人じゃなくてヤクルトなんですか?と聞いてみると、「有名選手がそろっている巨人は勝って当たり前、そこへいくとヤクルトは弱いけれど、ひたむきに頑張っている。だからなんだ!」と言っていました。これがアンダードッグ効果と呼ばれているものなのです。

これは、マーケティングなどでも使われる手法です。弱い立場やうまくいかない人や、不利な状況下にいる人などを無意識に、守ってあげたい、応援してあげたい、と感じる感情のことです。その人が一生懸命に頑張っている姿、損得勘定抜きに行動している姿、けなげで愛らしい姿、などに私たちは心を鷲づかみにされてしまうのです。日本では「判官びいき」とも呼ばれているものですね。大相撲では巨漢力士が多い昨今、かつての舞の海や当代の宇良などに大声援が巻き起こるのもその一つです。オリンピックの長距離競技で周回遅れのラストを走るランナーは観客からの温かい大きな拍手で包まれます。

では、どう応用すればよいのでしょうか。弱さやダメさ加減をさらけ出して同情を買えばよいのか、というとそうではないのです。それはズバリ、ひたむきに一生懸命努力する、ということに尽きるのです。婚活で恋愛に応用する場合は女性の方向きです。一生懸命努力しながらもできない弱い自分をさらけ出すことです。男性のために頑張って作った料理がうまくいかなかったような場合、正直にそのことを伝えれば、男性は女性のことを可愛く感じ、守ってあげたくなるものなのです。ただ、毎回失敗していてはダメですよ。逆に男性から引かれてしまうでしょう。なので、基本的には笑顔で明るく頑張ってポジティブでいることが大切です。カッコつけずに素の自分を見せて、お付合いを始めることです。交際が長く深まってきても自然体でいられるというわけです。

一生懸命頑張ると、例え失敗しても、素敵なパートナーとしっかりとした絆を結ぶことができるのです。