パートナー代表の高橋俊哉です。今日は寒い朝でした。がっちり着込んで会社に向かいました。今は晴天が広がっていますのでお出かけの方もいらっしゃると思います。お気をつけてお過ごしください。さて、婚活ではお見合が実質的な活動スタートなりますが、初対面のお相手とお会いすることになります。ビジネスでも初対面のお客様に売り込みに行ったり、社内でも初対面の方とチームになったりすることも多いと思います。そんな時、好感を持ってもらえる6つの方法について、今日は書いてみます。

①自分から挨拶すること。:なんといっても先ずは挨拶ですね。大事なことは自分からすることです。そして笑顔を忘れずにお会いできて、嬉しいです、光栄です!という気持ちを込めて挨拶したいものです。

②会話にお相手の苗字を入れること。:当社のしくみでは、お見合時にはお二人の苗字が開示されています。ビジネスでも名刺交換の時にお名前が分かりますね。英語圏では、やたらとファーストネームを入れて会話をしますが、お互いの距離感を縮めスムーズな人間関係を作りたいという思いの現れだと言われています。日本では、いきなり名前というわけにはいきませんが、お相手の苗字を入れて話しかけると親近感が増しますね。「〇〇さん、今日は素敵な装いですね!」「あっ、〇〇さんは和食がお好きなんでしたね!」「〇〇さん、本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。」お相手は自分の苗字が呼ばれるのは心地よいものです。どんどん使っているうちにお相手の苗字を自然に覚えてしまいます。

③お相手の話をよく聴くこと。:会話はキャッチボールなのですが、投げなきゃ、投げなきゃって思うと焦ってしまい、こちらの話ばかりを一方的にしてしまうことになります。お見合いではお相手のお話をじっくり聴いてあげるように会員さんには伝えています。特に男性会員さんには繰り返しお話しています。聞くではなく、聴くですね。聴くときには、共感を示すうなづき相槌(そうですよね!、なるほどね!、そんなこともあるんですね!)などを使うとお相手は喜んでくれて会話が続いていきます。

④弱いところも隠さず見せること。:お見合では緊張してしまうこともあるものです。いろいろ用意してきたことや考えていたことが飛んでしまって、真っ白になってしまうこともあります。そんな時はひと間おいてから、「いやあ、今日はとても固くなってしまっています。」「今日のネクタイ、時間かけて選んだんですがあまり自信がないんです。」そうするとお相手は、正直で誠実な人なんだと思ってくれてフォローしてくれたり、アドバイスしてくれることもあるものです。売込でも、自社製品の特長や優れていている点ばかりを力説しがちですが、会社員時代、他社品と比べて劣っている点も率直に伝えて比較検討してもらい、受注できた経験があります。後に担当の方から、正直に説明してくれたので実はあまり差は感じなかったんだけど決めたよ、と言われ感激したことがありました。

⑤カラーコーディネイトを考えること。これについては、サイト検索をすればいろいろ出てくるので、ご自身で研究されると面白いと思います。その人その人に合う、パーソナルカラーというものもあります。これはその人が生まれ持った身体の色と雰囲気が調和した色のことで、心理学理論に基づく審美感のことです。色については様々な研究がなされていますが、オレンジは嫌いな人が少なく親しみ易い色、黄色は社交的に映る色とのことです。といっても男性にオレンジや黄色のスーツにしなさいとは言えないので、ネクタイの刺し色にすることをおススメしたりしています。女性にはやはりピンク系が華やかで良いようです。お仕事の時は、派手過ぎない落ち着いたものになりますね。男性は、青色のシャツやネクタイが印象良いようです。また、大切な席に臨む時は、服装や頭髪、臭い、靴などについて十分注意し、とにかくシンプルで清潔であることが大切なポイントです。

⑥共通の話題を探すこと。:お見合の席では、経済面や家族のことなどについて、あまり露骨には突っ込んでは聞かないものです。交際に入ってから確認、認識していくわけですね。お互いの基本プロフィールが開示されていますので、会員さんには、それをきちんと読み込んで、共通項を探しておくことを勧めています。出身県、趣味、血液型、など。雑談していく中で、共通点が見つかると、それについて話していくと会話が膨らみます。私自身、営業の時代に先輩から商談時に気を付けるように言われたことが3つあります。それは出身学校、宗教、贔屓のプロ野球チームでした。今は変わっているかもしれませんが、分かるまでこちらからは話題にするなということでした。それらが同じだったりすると話は逆になります。お客さんとの会話中に、たまたま出身校が同じであることが分かったときは先方の態度が急に変わり、それからはとても親しく接していただいたことがありました。

婚活でのお見合も商談も最初が肝心です。

準備してから臨めば、良い結果に繋がることが増えると思います。