パートナー代表の高橋俊哉です。先日も30台の婚歴ありの男性の無料相談をいたしました。とても素直で魅力的な方でした。2時間弱いろいろなお話を伺い、当方からもアドバイスをさせていただきました。婚活は、それなりの覚悟や事前の準備が必要になりますので、今日改めて整理して書いてみようと思います。

【1.自分が自分の意志で結婚したいと思っているのか自問自答する】

えっ、こんなのあたりまえでしょう?と思いましたか。先ずはご自分のここまでの人生、体験、経験してきたこと(良いことも、悪いことも含め全部)を整理整頓してくださいとお話します。ここまで生きてきたことの棚卸です。その上で、自分自身の意思でパートナーを得たい、結婚したいと心から望んでいるかどうかをお聞きします。中には、親を安心させたいからとか、世間体が悪いからとか、周りがしているので焦っているとか、更には出逢いが無いしなんとなくとか、おっしゃる方もいます。これでは、途中で挫折したり、婚活鬱などになってしまいます。ご自身で結婚したいということを自問自答し自覚していただくことが必要です。

2.結婚生活を具体的にイメージする

独身であることの、心地よさ、気楽さ、自由になることなどが、結婚してお二人の暮らしが始まると一変します。そのことはある程度想像できることですね。お二人での暮らしについて具体的に思い描き、役割をどう分担するか、できるか、お相手にどうあって欲しいか、ということはとても重要なポイントです。共働きを選ぶなら、男性も家事・育児に協力することは必須です。逆に女性も男性に養ってほしいから結婚したい、というのは一方的に幸せにしてくれ、と言っているようなものです。これはできない相談となってしまいます。お二人で、協力して、貢献し合って、幸せになっていくのが結婚生活なのです。

3.外見も大切なことと心得る

人は内面が大事といいますが、一方で人は外見でしか判断できないということも真実なのです。だから、プロフィールを作る際のお写真がとても大切なのです。当社では、提携している、表参道にあるスタジオで撮影してもらった写真を使うことを強く推奨しています。この時男性はスーツが基本なのでまあ良いのですが、交際に入ったとき服装で苦労する男性も少なくありません。男性にはよそ行きという感覚が持てないため、普段着の中で自分が良いと思うものを着ていくのです。それを女性にダサいと思われて終了となってしまうこともあります。ご相談しながら、ユニクロやGUで良いので用意するようにお話しします。更に大前提として男性に強調することは、『清潔感』です。臭い、変なところから出ている毛、伸びている爪、フケなどは即NGとなってしまうのです。

4.カウンセラーに依存しすぎない

カウンセラーの言うことを全く聞かない、聞く耳持たないというのは困ってしまうのですが、カウンセラーがなんとかしてくれるだろうと、依存し過ぎるのも問題です。仲人型の結婚相談所での婚活は、仕組みやシステムを活用でき、対面や非対面でのカウンセラーからのアドバイスを得られます。が、あくまで活動主体はご自身であり、自分自身で、行動し、体験し、失敗し、ということを繰返してご自身にふさわしいパートナーを、お一人見いだす地道な活動なのです。その活動の中で変えるべきことは変える努力をし、ご自身の魂を磨いていくことで人間力が上がり、幸せに近づいていくのです。

5.スケジュールを調整し婚活の時間を取る

婚活ってかなりのパワーを必要とします。ご自身の生涯のパートナーを探す活動ですから当然と言えば当然なのですが、自ら努力すること、お金もそれなりにかけること、そして時間を費やすことが求められます。ですからこれも当然なのですが主体はご本人なのです。結婚相談所に入会したら、カウンセラーがなんとかしてくれるものだ、と思っている人がいますがそれは大きな間違いであり、勘違いなのです。基本社会人ですから、お仕事やプライベートでも多忙なわけですが、ご自身でのバランスをとりつつ婚活していくのです。でも、無理やりの活動になって燃え尽きてしまうのもダメなので、婚活することを楽しみ、生活の潤滑油にしていただきたいと思っています。

6.自分の希望と自分のを婚活におけるポジショニングを考えてみる

無料相談時にお話しすることなのですが、パートナーとなるお相手の具体的なイメージを紙に書いてみてくださいとお伝えします。年齢、性格、仕事、年収、学歴、容姿、身長、体重、家族構成…。そしてトータルとしてのパートナー像を固めてもらいます。一方、そんな女性が多くのライバル達の中から貴方を選んでくれますかと問います。会員さんがお見合のお申込みをすると、先ず相談所のカウンセラーが確認します。どうみても不釣り合い、難しいと思う方ばかりに申し込む会員さんがいますが、お見合は成立しません。一度失敗した方が、こんな自分でもまた結婚できるでしょうか、とおっしゃる方がいますが、失敗から学んだ経験、年収や家事の分担の考え方などで初婚の方より有利なポジションにいることもあります。一度も一人暮らしをしていない人は結婚してからとても苦労するので家事もきちんとやってみるようにお話しします。よく書くことですが、男女の年齢差は5歳以内、お相手に望むばかりでなく二人で協力して幸せになろうとすること、そして身の丈に合ったお相手を探すことがお大切なことなのです。

自分自身が本当に結婚したいのか?ということと、今までなぜ結婚できなかったかを問うこと、婚活は結構厳しいものだと自覚することが大事です。そしてカウンセラーに過度の期待を持たず、自分自身で考え、行動し、体験し、幸せをつかみ取ることなのです。

私と二人三脚でやってみたいという方、お待ちしています。