
パートナー代表の高橋俊哉です。4月も終盤戦。今日はところによっては夏のような気温になっています。が、朝晩は室内だと結構冷えを感じたりもします。この季節は心身ともに不安定になりがちなので、くれぐれもお気をつけてお過ごしください。学生の方も社会人の皆さんも新たな環境に身をおいている方が多いと思います。電車も混む時期、モヤモヤが溜まり辛さを感じることも多いものです。今日はそんな時にこれは効く、ということについて書いてみたいと思います。
現代社会は、情報があふれ、錯綜し、時の移り変わりが目まぐるしく過去っていきます。忙しい人ほど、そして真面目で繊細な心を持っている人ほど、いろいろと考えすぎてしまうものです。グルグル回る思考を止める時間をいかに持つか、ということが実は大切なことなのです。心身の乱れを整えて、しっかりと前に向かって婚活に取組んだり、生きていくために、頭を休めてみましょう!頭を空にする、つまり脳を休めることで、集中力や思考力は高まるといわれています。また、心のザワツキやモヤモヤを和らげる効果もあるとされています。「何も考えない」という時間を作ると、ほかにも色んなメリットが見えてきます。
①ポジティブ思考になれる。:多忙の中で、頭で考えすぎたりしていると、やがて不安やネガティブな考えで一杯になってしったりするものです。そんな時、一旦思考から離れることができると、頭がスッキリして物事を前向きに、ポジティブに考えられるようになるのです。
②多好感に包まれる。:思考から離れている状態というのは、瞑想しているのと同じこと。瞑想は自律神経の乱れを整え、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を活性化するといわれています。カウンセラー高橋は椅子座禅を推奨しています。
③ストレス耐性が生まれる。:たくさん湧いてくる雑念を少しの間でも遮断できれば、それまで見えなかったものが客観的に見えるようになってきます。頭と心が整理・整頓されていけば、ストレスだと感じていたものから徐々に解放されていきます。
④頭の中がリセットできる。:幸せホルモンのセロトニンが増えれば、感情のコントロールがしやすくなります。靄がかかって行き詰りのように思えていたものが、まだまだその先に道が続いている、と気づけるようになるかもしれません。前向きな視点に切り替えられるようになると、気持ちも上がって沈みにくくなっていきます。
⑤新たなアイデアが生まれてくる。:グルグル回転し続けている頭の中を少しの間だけでも空っぽにできると、そこからポッと新しい考えが生まれてくることがあります。長い時間アレコレ思い悩むより、何も考えない短い時間でいられると、よいアイデアが浮かんでくることもあるものです。
⑥熟睡できる。:何も考えない時間によって頭と心が休まってくると、身体もリラックスして快眠が期待できます。仕事や悩みが重なって眠れなくなる、という人もいるかもしれません。完璧主義者ほど不眠に陥る傾向があるのです。そんな時には、わずかな時間でも思考を休めようとしてみることです。
では、何も考えないってどうしたらできるのか?ということになりますよね。それを頭で考えていると、結果頭の中は動き続けたままです。。あまりつきつめて考えないで、カウンセラー高橋が実践していることをご紹介します。是非実践してみてください。移動時間や寝る前のちょっとしたスキマ時間でもかまいません。まずは1日10分でもよいので、頭を休めてみましょう。
1.PC、スマホから遠ざかる。:使用していると無意識であっても、目や脳に刺激やダメージを与えるスマホやネットから離れる時間を持ちましょう。電車の中などでも、ほとんどの乗客が噛みつくようにPCやスマホと格闘しています。寝床に持ち込んでいる方も多いのではないでしょうか。カウンセラー高橋は電車では本を開いたりしてスマホ時間を減らしていて、就寝前はスマホに触らないようにしています。
2.呼吸に意識を集中してみる。:ここは椅子座禅です。心身を整える椅子座禅は、呼吸に意識を集中することで無心の状態を作っていきます。鼻から吸った空気が喉や気管支を通って肺へ入っていく。そしてまた外へと吐き出されていく。自分の中を行き来する呼吸の流れに意識を持っていくと、思考は徐々に止まっていくようになっていきます。雑念は浮かんできますが、観察し、流し、捨てることを繰り返していきます。そしてまた呼吸に意識を向けていきます。椅子座禅は、早朝、夜就寝前がおススメです。
3.身体に刺激を入れてみる。:五感に意識を集めると、つい考えてしまう、という状態から離れられるといわれています。マッサージを受けているときなど、イタ気持ちいい!と感じているときは、押されているポイントに神経が行くため頭の中は空になります。なのでマッサージを受ければ、瞑想や椅子座禅と同じように無心の状態を作れるということになります。マッサージに通うのもなかなか大変だという方には、前にお伝えした爪揉み、青竹踏みなどでも良いと思います。
4.自然の中に身を置く。:美しい花、広い空、青い海、緑の公園、肌に感じる風など、ありのままの自然を感じる空間に身を置くと、脳が気持ちよさを感じ休んでくれます。これも五感に心地良さを与えられて、考えすぎの状態を止められます。
5.手を動かして書き出すこと。:悩み事や頭に浮かんでくることなどをとにかく書き出してみるのも、思考の絡まりをほどく手段となります。手を動かして文字にして書き出してみると、現状を客観視できるようになります。精神の安定にとって、書き出すことが、心の内を吐きだすことに繋がっているのかもしれません。書き出すとスッキリしますよ。
思考を一旦止めることで、心と頭と体のバランスが整っていきます。そうすると感情の浮き沈みが落ち着き、自然とポジティブな発想ができるようになっていくのです。
婚活や仕事や家族や人間関係を大切にしたいからこそ、「何も考えない時間」を持てるようにしたいものです。