パートナー代表の高橋俊哉です。4月末日の木曜日。GWスタートしている方もいらっしゃるでしょう。お仕事、勉強という方もいらっしゃいますね。今日はこのところの気温から言えば5℃ほど低め、天気は曇りから雨に向かっているようです。皆さま、気温、気圧の変化にはくれぐれもお気をつけてくださいませ。

今日は、ご存じの方も多いかもしれませんが、小林正観さん著『そ・わ・か」の法則』から学ばせていただいた内容をもとに、人生と婚活にどのように活かしていけるのか、具体的な実践という視点でお話ししてみたいと思います。

「そ・わ・か」とは、「掃除」「笑い」「感謝」の頭文字を取った言葉です。一見するととてもシンプルで、どこか当たり前のようにも感じられます。しかし、この三つを本当に日常の中で実践し続けている人は、実はなかなかいないものです。そしてこの三つは、それぞれが独立しているのではなく、互いに影響し合いながら、人生の流れそのものを変えていく力を持っているとされています。

まず「掃除」です。掃除とは単に空間をきれいにすることだけではなく、「不要なものを手放す」という行為でもあります。私たちは気づかないうちに、物だけでなく、過去の出来事や感情、思い込みを溜め込んでしまいます。婚活においても、「昔うまくいかなかった経験」「自分はこういうタイプだという固定観念」「どうせまた同じ結果になるのではないか」という思考が、知らず知らずのうちに自分の行動を制限してしまうことがあります。

ここで掃除の意味が深まります。部屋を整えることは、自分の内面を整えることにつながります。机の上が整理されているとき、思考も整理されやすくなります。逆に、物が溢れている環境では、心もどこか落ち着かなくなります。婚活においても同様で、「整っている人」は自然と安心感を与えます。それは外見だけでなく、空気感として伝わるものです。まずは自分の身の回りを整える。このシンプルな行動が、結果として人との関係性にも影響していきます。正観さんは特にトイレ掃除が大事だ、としています。このことはググっていただくとわかりますが、多くの経営者や芸能人によって実践されています。特に素手でやるのがよいとも。カウンセラー高橋は素手とブラシでやっております。ついでなので、笑顔でそして最後に流した後、『ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。』と手を合わせて感謝しています。続けていると穢いという感覚がなくなってくるのが不思議で、やらないと気がすまなくなってくるのです。

次に「笑い」です。ここでいう笑いは、単なる娯楽としての笑いではなく、「機嫌よく在る」という意味を持っています。私たちは日常の中で、つい真剣になりすぎてしまうことがあります。特に婚活では、「結果を出さなければ」という思いが強くなるほど、表情や雰囲気が硬くなってしまいます。

しかし不思議なことに、人は「正しい人」よりも「一緒にいて楽しそうな人、心が軽くなるような人」に惹かれるものなのです。笑顔がある人、少し余裕のある人、完璧ではなくてもどこか柔らかい人。そうした人に対して、人は安心感を抱きます。ここで大切なのは、「無理に笑う」ことではありません。むしろ、「深刻になりすぎている自分に気づく」ことです。そして少しだけ力を抜く。その結果として自然に生まれる表情や空気感が、相手との距離を縮めていきます。

三つ目が「感謝」です。これはそ・わ・か、の中でもとても重要な要素だと感じています。私たちはどうしても「足りないもの」に目が向きがちです。「まだ出会えていない」「条件が合わない」「思うように進まない」そうした不足感が強くなると、心は重くなります。

しかし視点を少し変えると、すでにあるものに気づくことができます。「今日も誰かと話せた」「一歩行動できた」「支えてくれる人がいる」こうした小さな事実に感謝できるようになると、心の状態が変わっていきます。そしてその状態の変化が、現実の見え方や選択を変えていきます。婚活においても、「選ばれるかどうか」という視点から、「出会えていることそのもの」に意識が向くと、関わり方が大きく変わります。また、以前にお話しした無意識の特性からも、何もなくても先に感謝の気持ちで心を満たしていると、無意識が感謝すべきことがらを見つけてくれるように作用するのです。

ここで重要なのは、この三つを「やった方がいいこと」として理解するのではなく、「実際にやってみる」ことです。しかも一度だけではなく、日常の中で繰り返すこと。例えば、毎朝5分だけでも掃除をする。意識的に表情を緩める時間を持つ。寝る前に今日あった良かったことを三つ思い出し笑ってみる。こうした小さな行動の積み重ねが、やがて大きな変化に繋がっていきます。コヴィー博士の7つの習慣、の中でも、エドウィン・マーカムが語った言葉『黄金律は暗記した。さあ、実行しよう』とあります。

また、この法則の特徴は、「結果を求めすぎないこと」にもあります。「掃除をしたから良い出会いがあるはずだ」「感謝しているのに変わらない」といった期待が強くなると、かえって苦しくなります。そうではなく、「自分の在り方を整えるためにやる」という姿勢が大切です。結果は後からついてくるものです。自分の構えを整えて、自然な流れに身を任せることが大切です。

婚活の現場で見ていても、流れが変わる方には共通点があります。それは、「外側を変えようとする前に、内側の在り方が整っている」ということです。焦りや不安が強い状態で行動しているときと、少し落ち着いて余裕のある状態で行動しているときでは、同じ行動でも結果が変わります。そ・わ・かの実践は、この「状態」を整えるための非常にシンプルで有効な方法だと感じます。

そしてもう一つ大切なのは、「続けること」つまり習慣化です。ことは、一度や二度で劇的に変わるものではありません。しかし続けていくうちに、少しずつ自分の感じ方や反応が変わっていきます。以前なら気になっていたことが気にならなくなったり、人との距離の取り方が自然になったりする。そうした変化が積み重なることで、結果としてご縁の質も変わっていきます。

人生も婚活も、「何をするか」だけでなく、「どのような状態でそれをするか」が非常に重要です。そ・わ・かの法則は、その状態を整えるための極めてシンプルで本質的な指針を与えてくれます。掃除をすることで環境と心を整え、笑いによって力みを手放し、感謝によって今ある豊かさに気づく。この循環の中で、人は自然と軽やかになり、その軽やかさが人との関係性にも現れていきます。

私どもは、出会いの機会をご提供するだけでなく、こうした日々の在り方も含めて伴走させていただきたいと考えています。婚活は特別なことではなく、日常の延長線上にあるものです。だからこそ、日常の質を整えることが、そのまま結果につながっていきます。

もし今、何かがうまくいかないと感じていらっしゃるとしたら、大きなことを変えようとする前に、まずは身の回りを整え、小さく笑い、そして一つ感謝してみてください。その積み重ねが、やがて思いがけない形で流れを変えていきます。

人生も婚活も、難しく考えすぎる必要はないのかもしれません。シンプルなことを、丁寧に続ける。その先に、自然で無理のないご縁が待っているのではないでしょうか。